ラグビー、三洋電機が悲願の初日本一
2008-03-16


ASAHIネット([URL]のkick/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 ラグビー日本選手権。三洋電機対サントリー。40−18で三洋電機完勝、
サントリー完敗でした。
 強気で傲慢でさえあるサントリー清宮監督も、完敗と一言。
 三洋電機は、前半から着々とリードを広げ、後半も着々と突き放し、サント
リーはほとんどなすすべなかったですね。
 前半最後にPGが決まって、17-11に追いすがったときは後半の逆転を期待
したんですが。
 やはり、この前の東芝との府中ダービーで、FWの中心で運動量が多い佐々木
がケガ。そして、身長197cmで、ラインアウトの中心であるサイモン・メイリ
ングが練習中にケガ。この二人を欠いたせいか、しばしばサントリーは密集で
ターンオーバーされ、守備もほころんでいました。
 そして、三洋電機の司令塔元オールブラックス(ニュージーランド代表)のト
ニー・ブラウンの芸術的なキックと攻撃でも守備でもどこにでも顔を出す圧倒
的な仕事量。
 サントリーは、前半からスクラム・ハーフをベテランの田中に代えて、リズ
ムを変化させて一時は盛り返したんですけどね。
 三洋電機の宮本監督は、男泣きでしたね。
 ぼくも思い出すのは、かつて神戸製鋼との決勝で、あとワンプレイしのげば
三洋電機悲願の初優勝だったのに、ロスタイムのラスト・ワンプレイで、イア
ン・ウィリアムスの独走大逆転トライで涙をのんだ試合。当時の宮地監督の呆
然とした顔。
 宮地さんも今日は感無量でしょう。
 慶応大学の黄金期を築いた元監督でスポーツニュースのキャスターもやって
た上田昭夫さんのブログがありますね。その中で、宮地さんの話がありますね。
[URL]
「ミスター三洋ラグビー」とは
 今日もテレビ神奈川(tvk)の中継の解説は、上田さんでした。
 中継の解説といえば、NHKは、前東芝監督の薫田さんと元ヤマハというか元
々東芝府中の村田さんでした。村田さん、今度は、7人制ラグビー日本代表監
督になるんですね。

[URL]
名スクラムハーフ、村田亙選手引退セレモニー

 薫田さんは、日本ラグビー協会のコーチングディレクターに就任しましたが、
出身地の岐阜の高校生を指導したりもしているんですね。
[URL]
岐阜国体へ県高校ラグビー強化 薫田監督が指導

 三洋電機、ラグビー部創部以来約50年にしての初優勝。おめでとうございま
す。
 それにしても、日本選手権は、東芝が連覇して今年はサントリーが日本一と
思ったのに、我が府中市は、久々に栄冠を逃しました。
 サントリーはトップリーグ優勝ですけど、やっぱり日本選手権もとってほし
かったね。

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