プログラミング言語の罠と味噌
2008-03-14


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 出来の悪い人が出来の悪い言語で出来の悪いソフトを作るという悪循環。
 出来のいい人が出来のいい言語で出来のいいソフトを作るという好循環。

 世の中、はっきり分かれてきている。これも格差社会?

 出来の悪い言語は、とっつきやすいから、出来の悪い人でも手を出しやすい。
そこが罠。
 出来のいい言語は、とっつきにくいから、出来のいい人しか手を出さない。
そこが味噌。

 出来の悪い人でもとっつきやすい出来のいい言語というのがなかなかない。
 とっつきのよしあしは、しがらみのなさや吸収力に関係する。若ければ、し
がらみもなく吸収力があるだろうけど。^^;

[URL]
バイナリ・プログラミング、バイナリ・ハック
でも書いた
--- ここから ---
 とにかく、プログラミングってね。こういうハードウェアの命令レベルに近
いところと、LispやProlog、最近の流行りでいえば、HaskellやCleanなどの関
数型言語のように抽象度の高いところを学べば、あとはなんとでもなるのよ。

 ほかの、CやC++やJavaやJavaScriptやPerlやRubyやPythonなんて、全部、そ
の中間だからね。
 慶応大学教授かつLispハッカーの故中西正和先生の持論は、「プログラミン
グの最初にアセンブラとLispを教えるべし」でした。BASICとかそんなのでプ
ログラミング入門をして、変な癖がつく前に、アセンブラとLispだけやれば、
あとはなんとでもなるということ。
--- ここまで ---
を、ひしひしと感じる今日この頃です。^^;

[URL]
Outlook Expressでメールが消える
[URL]
プログラミング言語で考える「小泉改革とは何か」
でも、同じこと言ってますね。

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