柏原正三著「プログラミング言語Erlang入門」その2
2007-12-03


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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[URL]
柏原正三著「プログラミング言語Erlang入門」
で書名だけ出した
[URL]
柏原正三著「プログラミング言語Erlang入門」
を買ってきました。
 これはよい。お薦め。
 200ページ足らずで、1時間程度で読めましたが、感心した。Erlangのポイ
ントを的確に解説してある。日本語で読める唯一のErlang本である以上に、こ
れは現在日本語で読めるベストのErlang本。
 プログラミング例も丁寧に説明してあるし、最後の並列プログラミングのと
ころは、本の説明以上に、複数のマシンで実際に動かすと、ちょっと感激する
かもね。
 すぐ試したい人は、
[URL]
に行って、ダウンロードしてください。

 本書で感覚をつかんだら、
[URL]
Joe Armstrong著「Programming Erlang: Software for a Concurrent World」

に進むといいでしょうね。
 ちなみに、「Programming Erlang」はどこかが翻訳やってるらしいです。い
つ出るか知らないけれど。

 それにしても、ヨーロピアンテイストの趣味のよさよ。前回の繰り返しにな
るが、Erlangもそうだし、
[URL]
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
のOzもそうだし、Prolog的ユニフィケーションのパターンマッチやらが、自然
だもんね、
 手続き型言語の世界では、Cを高水準アセンブラとみなせますが、Ozや
Erlangなどの世界から見ると、Lispは関数型言語の高水準アセンブラですね。
\(^O^)/

[URL]
にある「かすた」さんの
--- ここから ---
> スレッドやネットはライブラリレベルで言語レベルではない
ほとんどの言語はあえてライブラリとして提供されています。
なぜか?
利用者が容易に変更可能な形で提供するためです。
例えばRubyで分散処理するための、dRubyというライブラリがあります。利用
者が自分なりに変更するには、dRubyライブラリをRubyを使っていじればそれ
で終わりです(もちろん差分プログラミングで)。もし言語レベルで提供され
ていたらどうでしょう?Ruby本体をいじらなければなりません。面倒なCプロ
グラムです。

ほとんどの言語がCで実装されていることを考えれば、ライブラリで提供する
のが適していると思います。
--- ここまで ---
には前からコメントしようと思っていたのを思い出したのでついでに。
 結局、ライブラリってだめなんです。言語そのものにならないと真には使い
やすくはならない。
 OzやErlangのスレッドや分散の自然さは、言語がサポートしているからです。
 Ruby本体をいじくらないといけないなんて、そんなの大した話じゃないんで
す。プロレベルだと。それで苦労してもあとがみんなが書きやすく見通しがよ
くなるならやるべきことと認識されていることです。
 ぼくはいいアイデアは、言語が直接サポートすべきという考え。いいアイデ
アで枯れたアイデアならハードウェアでもサポートすべしという考え。結局、
そういうレベルになると、ソフトはハードに勝てないんです。
 だから、汎用チップに比べ、市場規模、経済性が劣って廃れましたが、昔、
盛んに研究されてSmalltalkマシンやLispマシンもあった、いわゆる高水準言

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