Re: 牛肉の安全を再考する〜来年、全頭検査が中止に その2
2007-08-31


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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[URL]
Re: 牛肉の安全を再考する〜来年、全頭検査が中止に
のコメントにコメント。
 土屋さん。ぼくは牛肉も食うし、タバコも喫むから、タバコを喫んでいるの
に、怖くて牛肉は食わないという心理はよくわからない。きっと、マスコミ報
道に毒されているんでしょうが、本質的には、人間は非合理的な存在だからだ
と思いますよ。

 余談。最近は、タバコは吸うというけど、以前は、タバコは喫む(のむ)とい
ってましたね。彼は「タバコ喫み」だという言い方もしていた。お茶だって、
以前は、「飲む」ではなく、「喫む」とも書いてましたもんね。
 書き分けは当然あって、ぼくの場合、「飲む」と書くと即物的に単に摂取し
ているだけというニュアンス。「喫む」と書くと、楽しんでいる、嗜んでいる
感じ。趣味や芸事に近いニュアンスを感じますね。
 お茶を飲むというと、喉が渇いたから飲んでるだけ。お茶を喫むというと、
もっと心が豊かな状態ですね。本来、喫茶店は、そういうひと時を過ごす場所
ということだもんね。
 たばこも「吸う」だと即物的摂取。「喫む」だと、いかにも嗜好品を楽しん
でいる感じします。

ひさん。
全頭検査が研究に役に立つというのは、牛そのものより、データです。いつ
からいつまで、どういう技術でどう検査して、出た、出なかったというデータ。
これが網羅的、継続的であれば、後に役に立つ可能性が非常に高くなる。「出
た」というデータと同等に、場合によってはそれ以上に「出なかった」という
データも重要。そのとき、全頭検査であれば、もっと価値が高まるわけ。

>ちなみに中西さんは「米国については、状況によって判断が正しいが、国内
牛の「全頭検査」は全く不要とした。」という意見です。

 中西氏も池田氏も、リスク評価をいってますが、そんなのは、政策決定者へ
のアドバイス程度のことで、病気の本質や科学の真理探究とは全く関係ない。
それに、EUのように月齢24ヵ月以上のみ検査しようとしたけど、全頭検査にし
てみたら、24ヵ月以下の牛からもBSEが見つかったなんて話があるわけでしょ。
 だから、その意味では、彼らの意見は科学的合理性皆無。彼らと科学者は立
ち位置が全然違うんです。
 年3億円なんて、塩爺こと塩川正十郎の「母屋(一般会計)でおかゆをすすっ
て節約しているのに、離れではすき焼きを食ってる」という発言で有名な、官
僚の腐敗と利権の温床たる特別会計にちょっとメスどころか、針の先でつっつ
くだけで、捻出できそうですけどね。

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