年金、田原総一朗、COBOLが悪い発言
2007-07-23


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 先週か先々週かのテレ朝「サンデープロジェクト」で、年金と社会保険庁の問題にからんで、田原総一朗が、「COBOLなんか使ってるから、社会保険庁はだめなんだよ」と発言したそうです。
 ばかー。田原、お前、COBOLに謝れ。\(^O^)/
 お前みたいに何も知らないくせにテキトーにテレビウケだけ狙って断定してしまう自称ジャーナリストがいるから、日本はだめなんだよ。
 COBOLが問題の本質じゃないだろ。田原のバカはほんと直らないね。
 社会保険庁がだめなのがCOBOLのせいなら、田原、お前がだめなのは、お前の脳みそがCOBOLで書いてあるからだ。\(^O^)/
 COBOLをナメてると痛い目に遭うぞ。
 RISC以前のCISCのプロセッサは、多かれ少なかれ、究極のCISCといわれたVAX-11に代表されるようにCOBOL向けアーキテクチャだったんだし、いまのCOBOLはオブジェクト指向もありなんだぜ。田原、お前より、よっぽど真面目に時代に向き合ってきたし、いまも向き合ってるし、これからも向き合っていくんだよ。
 おれら学生のころは、COBOLを知らないアーキテクトやソフト屋は信用できないといわれたりもしたんだぜ。世の中の大半を動かしているのは、実はCOBOLなんだから。逆方向でいえば、Lispを知らないアーキテクトやソフト屋、特にソフト屋は信用できないのと同じね。
 江田けんじも、「社会保険庁のシステムは、レガシーだから」なんていって、暗にメインフレームがだめみたいなことを言ったらしいが、これも変な話だよね。
 メインフレームがだめなんじゃなくて、だめなメインフレームがだめなだけ。それはオープン系だって一緒だし、Web2.0だって、出来のいいのとクズなのがあるだけのことなのにね。
 問題の本質をえぐるより、隠してしまうこういう発言が垂れ流される報道番組のレベルってのは、ジスイズジャパンなんだね。どこにジャーナリズムがあるの?

 それにしても、田原発言に怒って、COBOLが反乱を起こしたら、世の中一体どうなるんだ。考えただけで、恐ろしいぞ。\(^O^)/
 まあ、基幹系の主流はCOBOLだから、全世界の政治経済は大混乱だね。\(^O^)/

 年金の話だと、今週出る週刊ダイヤモンド2007/07/28号、林操「ベストセラー通りすがり」で、
[URL]
社会保険庁有志「年金をとりもどす法」
が採り上げられていて、これ、未納三兄弟などと騒がれたあと、2004年12月に初版が出たもので、宙に浮いた年金記録、仕事をしない職員、責任を取らない幹部、バグだらけのシステム、場当たりの対応、NTTデータ系や日立系との癒着など、いま表面化した問題が全部指摘してあるそうです。

[URL]
ビジネスパーソンの年金 なるべく支払わない改正進む
もどうぞ。

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