溝口敦さんのインタビュー、闇を抉る作品、平成タブー
2007-04-14


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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[URL]
溝口敦著「細木数子―魔女の履歴書」
を出した溝口敦さんのインタビューがあります。
[URL]
許せぬ言論への暴力
表現者にも「謙虚さ」が必要
をどうぞ。
 以下の部分は、テレビ屋、新聞屋、特にテレビ屋はどう思う? 

「そう思う。今はあらゆる分野で組織や機構の見直しが迫られている時代なの
に、ジャーナリズムには自己改革の意識が乏しい。皮膚感覚的に感じるのは、
ジャーナリズム組織が一流企業になってしまっていることだ。大手企業に入る
ような人がメディアに入る。いい就職先というような意識なのだろう。メディ
ア企業は一般的に高給だ。そういう点で典型的なのはテレビ局だ。彼らにジャ
ーナリズム性なんかない。占い師の細木数子の番組を見てもわかるけど、あの
バカバカしさ、幼稚さ。それを喜ぶ視聴者がいるにしても、社員は何の喜びが
あってああいう仕事をするのだろうと思う。あんなことをやっていると、公共
の電波の使用ということを大義名分に政府から規制をかけられてしまう」

 ヤクザに刺され、息子までヤクザから切りつけられても、言論執筆活動を緩
めない本物のジャーナリストである溝口氏からみれば、テレビ屋がいうジャー
ナリズムなんてのは、幼稚園児だよね。
 電通に操られ、視聴率に振り回され、科学的無知かつ業界談合による大儲け
ゆえに「あるある」のような捏造をするテレビ屋連中と、溝口さんみたいな人。
 自由で民主的な社会にとってどっちが必要で、どっちを応援していくべきな
のか、いわなくてもわかるよね。

参考:
[URL]
溝口敦氏への暴力事件と「細木数子―魔女の履歴書」
[URL]
現代における作家とは何か

 いま、アマゾンみたら、溝口作品は、どれも社会の闇を抉るね。

[URL]
溝口敦著「新版・現代ヤクザのウラ知識」
[URL]
溝口敦著「食肉の帝王―同和と暴力で巨富を掴んだ男」
[URL]
溝口敦著「パチンコ「30兆円の闇」―もうこれで騙されない」
[URL]
溝口敦著「池田大作「権力者」の構造」
[URL]
溝口敦著「仕事師たちの平成裏起業」
[URL]
溝口敦著「武富士 サラ金の帝王」

 「食肉の帝王」は、連載は週刊現代だったと思うが、被差別部落問題、同和
問題にかかわるタブーだから、よく出したな、書いた溝口さんも偉いが、載せ
た週刊現代も偉いし、講談社も偉いなと思いましたね。この食肉の帝王といろ
いろ関係がいわれていたのが、鈴木宗男と、この前、事務所経費問題でなんと
かウォーターを毎年何百万円か使っているなどという苦しい弁明をした松岡利
勝。まだ松岡スキャンダルがいっぱい眠ってそうだけどね。新聞や週刊誌が書
けるかどうか。テレビは絶望的。:-)
 武富士もすごかったよね。昨年亡くなった武井保雄会長(当時)の指示で、武

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