JavaScript 1.7
2007-01-08


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 JavaScript 1.7があるんですね。

[URL]
New in JavaScript 1.7

 JavaScriptは、CシンタックスのLispだと言い続けてきたけど、ますます
Lisp化しているな。\(^O^)/
 Generatorは、Lispだと遅延評価の無限リストでやるでしょうね。
 Schemeは遅延評価用の機構が入ってますが、Common Lispでもすぐ作れます。
 たとえば、
[URL]
(delay と force を実装する)
で、オンラインでみられます。
 Common Lispによるdelay/forceの元ネタであるOn Lispは、
[URL]
にあります。その翻訳は、野田開氏によるものが、
[URL]
にあります。
 この野田さんの翻訳、もうすぐ出版だといって、2005年のLispセミナーで発
表まであったんだけど、まだ出てませんよね? どうなっておるのだ。原著者
のPaul Grahamがぐずぐずしているの?

 無限リストは、大体、SICPと略記される
[URL]
Harold Abelson, Gerald Jay Sussman, Julie Sussman著「Structure and
Interpretation of Computer Programs」
と、その訳本の
[URL]
Harold Abelson, Gerald Jay Sussman, Julie Sussman著、和田英一訳「計算
機プログラムの構造と解釈」
が元ネタになってますが、
[URL]
(無限リスト)
にもSchemeによるものがありますね。
 それにしても、ここの文章のタイトルは、必ず ( と ) でくくられていて、
Lispに対するこだわりが字面に出てますね。\(^O^)/
[URL]
Lazy programming and lazy evaluation
にも、Schemeによる遅延評価と無限ストリームの例がありますね。

[URL]
Scheme で Perl っぽくスクリプトを書くためのライブラリ.
というのも、なかなかアレゲですね。
 Schemeもマクロが入って、こういうことがやれるようになって、かなり強力
になりましたね。
 S式を使っていながら、S式を自在に変形して構文拡張やプログラムの実行方
法を拡張できるマクロがないというのは、Lisp系の言語として許されませんか
らね。\(^O^)/
 あ、忘れていたけど、AIプログラミングとCommon Lispの詳しい解説がある
[URL]
Peter Norvig著「Paradigms of Artificial Intelligence Programming: Case Studies in Common Lisp」
にも、Common Lispで遅延評価や無限リストを作る話があります。

 さ、やっと、JavaScriptの話だ(爆)。
 JavaScriptは、その昔、単にDOMやCSSを操作する程度にしか使えない言語だ
と思っていました。
 ある日、
[URL]
高橋メソッド
で、授業をやってみようと思って(笑)、実装をいくつか試しているうちに、
[URL]
最速インターフェース研究会 高橋メソッドなプレゼンツール
に、オブジェクト指向バージョンというのがあって、
「JavaScriptでオブジェクト指向って、どういうこと?」
と思って、ソースをみたら、

var $_ = Presentation.prototype;

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