惑星は8個。冥王星は脱落! 関連の雑誌と本の紹介もあるよ。
2006-08-25


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 いま、NHKで画面上部に速報が流れました。
 国際天文学連合は、惑星は8個。冥王星ははずすことを決定しました。
 やっぱ、冥王星、惑星からはずれましたね。
 今回、惑星をどうするか投票があると聞いたとき、冥王星をはずすんだろう
なと思いました。だって、
[URL]
Re: これで、おれも天文学者だ\(^O^)/
で、書いたように、三鷹ネットワーク大学に行って、太陽系のこと、惑星のこ
と、ちゃんと勉強してたから、冥王星が惑星かどうかはかなり疑問が出ている
のを知ってたもんね。

 1週間前の最初の報道だと、減らすどころか逆にセレス、カロン、
2003UB313を入れて12個にするなどといっていて、冥王星は、現在の惑星では
唯一アメリカ人が発見したものだから、冥王星がはずれるとアメリカのメンツ
が丸つぶれになって、アメリカ人が暴動を起こすくらい大騒ぎになるんじゃな
いか、だからアメリカの圧力で逆に12個に増やすんだなどといろいろいわれて
いました。
 でも、一昨日くらいからかな。冥王星をはずして8個にする修正案が可決さ
れるのではないかということになって、さっき、可決されたようですね。
 上に書いた三鷹ネットワーク大学の文章にも書いたけど、冥王星ってEKBO
(エッジワースカイパーベルト天体、エクボ)と思ったほうが自然なんですって
ね。だから、冥王星からはずれたのは、現在の科学水準からすれば自然でしょ
うね。
 今後は、冥王星などをEKBOの1つと呼ぶか、冥王星族などという惑星とは別
のジャンルを作ってそこに似たようなものを全部入れるかするんでしょうかね。

 さて、いま出ている
[URL]
雑誌「ニュートン」2006年9月号
は、なんとまあ、タイムリーなことに、特集が「惑星科学の最前線」です。お
もしろーい。惑星に興味がある人は、この1冊だけでも手に取ってみると、最
前線の研究からわかってきた、えっと驚く話があると思います。
 特集ではないけれど、冒頭に小惑星「イトカワ」の記事もあります。
 そして、「イトカワ」といえば、「イトカワ」に行った探査機「はやぶさ」。
いま、死にかけてるんですよ(泣)。
 ああ、なんとか生きて帰って来い! 早く靖国神社で会おう!
 おいおい、それじゃ、はやぶさもお前も死んでるじゃん。\(^O^)/
 安倍ちゃん。総裁選では、はやぶさ救出を公約に掲げるように。\(^O^)/
 そしたら、おれが連絡して、九州・山口のおれの親戚・友人、全員、安倍ち
ゃん応援するぞ。\(^O^)/ 父ちゃんの安倍ちゃんは総理になれなかったか
らなあ。権力闘争に敗れたとき、親戚一同、「葬式だけは盛大にやってやらん
とな」などといってたもん。まだ、亡くなるずっと前なのに。^^;
 あ、あと、公約には、竹島に水族館作ることを掲げるように。\(^O^)/

 惑星科学といえば、東大松井教授の
[URL]
松井孝典著「松井教授の東大駒場講義録」
は、実に刺激的だった。太陽系や惑星の成り立ちの話も、新書の入門書として
は深い話が載っています。
 副題に「地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る」とあるように、物理だけ
の話じゃないし、アストロバイオロジーや地球システム的的文明論など、すご
い話がぽろぽろ出てくる。共同幻想の崩壊も、なるほどそういう見方で見直す
こともできるのかと。
 学生が叱られてる。お前ら、やる気あるのかって。\(^O^)/

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