Scala 3対応の全面改訂版「Programming in Scala, Fifth Edition」。日本は、Scala 3対応ではない第4版の翻訳[「Scalaスケーラブルプログラミング 第4版」が出たばかり(>_<)。ドワンゴが無料公開してくれているScalaTextに感謝、感謝。
2021-06-27


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 Artimaという出版社から、お前、これ、買えや。以前、Scala本を買ってくれたから、20%引きにしてやるけん、というメールが来た。即、買った。
 $28.95が、20%引きで、$23.16。

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Programming in Scala, Fifth Edition
A comprehensive step-by-step guide
Updated for Scala 3!
by Martin Odersky, Lex Spoon, Bill Venners, and Frank Sommers
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This book is the authoritative tutorial on the Scala programming language, co-written by the language's designer, Martin Odersky. This fifth edition is a major rewrite of the entire book, adding new material to cover the many changes in Scala 3.0. In fact we have added so much new material that we split the book into two volumes. This volume, Programming in Scala, is a tutorial of Scala and functional programming. The second volume, Advanced Programming in Scala, which will be released as a PrePrint soon, is a deep dive into advanced aspects of Scala 3. The changes and new features covered in this book include:
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 上記にあるように、本書の次には、高度な話題を暑かった「Advanced Programming in Scala」が出るとのこと。 当然、買うわ。

 「Programming in Scala」はScalaの設計・実装者であるMartin Odersky自身が初版を書いた、いわゆるバイブル本。改訂が続いたが、この本は、Scala 3対応で、全面改訂。
 Scala 3は、Scala 2から大改造。
 コンパイラはゼロから書き直し。
 言語仕様も、秘伝の技、黒魔術的になっていたimplicit関係をちゃんとするようになったとか、Pythonみたいにインデントでブロック構造を表現できるようになったとか、かなり変わっている。
 ただし、Python 2からPython 3への移行で、Python 2がいいかPython 3がいいかといった揉めた状態を作らないように、移行に時間がかからないように、コンパイラは、オプションで、Scala 2でもScala 3でもコンパイルできるし、ソースコードの変換もやるそうな。

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Scala 3への道

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NEW IN SCALA 3
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Scala 3 は Scala 2 から大幅な改善が行われ、さまざまな新機能が追加されている。 ここでは Scala 3 の特に重要な変更点を概観する。
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 アマゾンではペーパーバックのみ。まだKidle版は出てないみたいだが、電子書籍は、上記、Arimaのサイトで買った方が、PDF, EPUB, Mobi(Kindle)が買えるので、お得。ぼくの場合は、前述のように $23.16で、PDF, EPUB, Mobi(Kindle)を入手。

[URL]
Programming in Scala Fifth Edition ペーパーバック 〓 2021/6/1
英語版 Martin Odersky (著), Lex Spoon (著), Bill Venners (著), Frank Sommers (著)
ペーパーバック
¥8,140

 でね、やっぱり、情報省に監視されているなと思ったのが、おれが、原書第5版を買った途端、アマゾンから原書第4版の日本語版のメールが来たこと。
 お前が、日本語版はどうなってるかアマゾンで検索したからだろう。
 いいや、情報省の監視\(^O^)/

 日本では、Scala 3対応ではない原著第4版の日本語版が出たばかりなのに、原著は第5版。日本語版の悲哀を感じるね。(>_<)
 そもそも、インプレスが出してくれるかな。
 とにかく、我々の業界、このタイムラグ。場合によっては致命的なので、英語で読む、少なくとも機械翻訳にかけてでも読むほうが、スキルアップには有利。

 とはいえ、前述のように、Scala 2で学んだことが無駄になるわけではないので、第5版の日本語版が出るまで、第4版の翻訳で勉強するのは、大いに有意義。

[URL]

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