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吉川邦夫さま、並びに、翔泳社さま、いつも献本をありがとうございます
新型コロナで自宅リモートワークなので、先日、会社に届いた郵便物などあれこれを取りに行き、やっと本書を入手しました。
紹介が遅くなって、すみません。
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Windowsカーネルドライバプログラミング 単行本(ソフトカバー) 〓 2021/5/19
Pavel Yosifovich (著), 吉川 邦夫 (翻訳)
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Windowsカーネルドライバプログラミング Kindle版
Pavel Yosifovich (著), 吉川 邦夫 (翻訳) 形式: Kindle版
今、翔泳社で電子書籍を買えば、ポイント50%還元中。
本書も大将、もとい、対象になっている。
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Windowsカーネルドライバプログラミング
Pavel Yosifovich 著
吉川 邦夫 翻訳
形式:電子書籍
発売日:2021年05月19日
ISBN:9784798170831
価格:4,180円(本体3,800円+税10%)
ざっと通読したが、ぼくは、
第6章 カーネルの機構
第8章 プロセスとスレッドの通知
が、Windows NTというか、今のWindowsのカーネルがいろいろわかって、面白かった。
吉川さんは、いつもながら、仕事が実に丁寧。
日本語版にしかない訳注、すなわち、翻訳者による、注釈、脚注が大変にきめ細かい。
この話題の続き、もっと高度な技術知識が知りたいなら、ここを見ろ、この本を読め、といった、参考情報、参考文献情報がたくさん入れてある。
こんなに仕事がしてあれば、安くても原書を買わずに、日本語版を買おうと思う。
電子書籍のほうには、目次の登録がなかったので、紙書籍の目次から、コピペ。
第1章 Windows内部機構の概要
1.1 プロセス
1.2 仮想メモリ
1.3 スレッド
1.4 システムサービス(いわゆるシステムコール)
1.5 システム全体のアーキテクチャ
1.6 ハンドルとオブジェクト
第2章 「カーネル開発」に着手する
2.1 ツールをインストールする
2.2 ドライバプロジェクトを作る
2.3 DriverEntryとUnloadのルーチン
2.4 ドライバを配置する
2.5 単純なトレースを行う
2.6 課題
2.7 まとめ
第3章 カーネルプログラミングの基礎
3.1 カーネルプログラミング全般のガイドライン
3.2 デバッグビルドとリリースビルド
3.3 カーネルAPI
3.4 関数とエラーコード
3.5 文字列
3.6 動的なメモリ割り当て
3.7 リスト
3.8 ドライバオブジェクト
3.9 デバイスオブジェクト
3.10 まとめ
第4章 ドライバを作る(始めから終わりまで)
4.1 はじめに(優先順位の問題)
4.2 ドライバの初期化
4.3 クライアントのコード
4.4 CreateとCloseのディスパッチルーチン
4.5 DeviceIoControlのディスパッチルーチン
4.6 インストールとテスト
4.7 まとめ
第5章 デバッグ
5.1 Debugging Tools for Windows
5.2 WinDbgの紹介
5.3 カーネルデバッグ
5.4 フルカーネルデバッグ
5.5 チュートリアル:カーネルドライバのデバッグ
5.6 まとめ
第6章 カーネルの機構
6.1 割り込み要求レベル
6.2 遅延プロシージャコール(DPC)
6.3 非同期プロシージャコール(APC)
6.4 構造化例外処理(SEH)
6.5 システムクラッシュ
6.6 スレッド同期
6.7 高レベルIRQLの同期
6.8 作業項目(ワークアイテム)
6.9 まとめ
第7章 I/O要求パケット
7.1 IRPの紹介
7.2 デバイスノード
7.3 IRPとI/Oスタックロケーション
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