一般気象学 第2版補訂版、Newton(ニュートン) 2019年2月号の特集は、天気と気象の教科書、ゼロからわかるフェルマーの最終定理、抗生物質は風邪にほとんど無意味、東京大学・藤田誠博士、化学の常識をくつがえした「自己組織化」
2019-01-24


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonから。
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 お買い上げありがとうございます。
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一般気象学 第2版補訂版 単行本 〓 2016/3/28
小倉 義光 (著)

 このお買い上げがあったときに出た科学雑誌Newton(ニュートン)の2019年2月号の特集が、天気と気象なんです。
 こんな偶然をゴルゴ13は信じないぞ。はい、バックは情報省\(^O^)/

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Newton(ニュートン) 2019年 02 月号 [雑誌] 雑誌 〓 2018/12/26

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ニュートンプレス

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ニュートンのページ

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Newton Special(1)
超図解でよくわかる!
天気と気象の教科書
Part1 雲と雨のしくみ/Part2 天気を左右する気圧と風/Part3 気象と災害/天気 の疑問
Newton Special(2)
ゼロからわかるフェルマーの最終定理
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 フェルマーの最終定理。360年間の長きにわたり解けなかったこの難問を証明した、アンドリュー・ワイルズ先生の名前を冠して、ワイルズの定理ともいうけれど、証明に至る歴史を図解入りで解説してあります。
 ピタゴラス数の三角形を並べる図があるんですけど、放物線の交点に並ぶというのが、面白いですね。
 ニュートンの記事には、他の有名な未解決問題、完全直方体、ゴールドバッハ予想、リーマン予想、ABC予想も出ています。
 ABC予想は、京都大学数理解析研究所の望月新一教授が証明したという発表をしていますが、検証に時間がかかっているそうです。
 これや数論に関する話題は、関連に挙げたブログ記事を見てください。
 1つだけ挙げるなら、
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オイラーの公式がわかる。大学入試問題で語る数論の世界。博士の愛した数式、フェルマーの最終定理、ABC予想入門、数論入門
かな。

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Cosmic Wonder
赤い惑星の過去をたどる長い旅路
7年目を迎えたキュリオシティの火星探査
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 火星探査車キュリオシティは、火星到着から、2018年3月で2000火星日を超え、6年経った現在も元気に活動していて、シャープ山を少しずつ少しずつ登っているんだって。
 火星の砂嵐で太陽電池パネルが砂で覆われて、もう活動してないと思っていたから、びっくり。
 キュリオシティ、偉いのぉ!と思った。

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Topic
抗生物質の正しい知識
風邪にはほとんど無意味!乱用により薬剤耐性菌の蔓延も
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 いま、インフルエンザが大流行しているが、ウイルスには抗生物質が効かないのは常識としても、風邪でもほとんど無意味なので、医者は風邪の風邪の患者に出しちゃいけないし、患者も抗生物質くれくれ君はアウトだって。乱用してきたから、薬剤耐性菌が蔓延してきて、抗生物質がどんどん効かなくなってきているんだって。

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トップランナー(東京大学・藤田誠博士)
ひとりでに分子が組み上がる!
化学の常識をくつがえした「自己組織化」
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 恥ずかしながら、知らなかったが、藤田誠先生は、毎年ノーベル賞候補として名前が挙がるんだって。
 藤田まこと、というと、「てなもんや三度笠」や「必殺仕置人」を思い出してしまって、すみません。(>_<)

 何がすごいかって、混ぜただけで、正方形、球、立方体八面体の分子を作るという、化学の常識をたたき壊した革命的な技術を開発したこと。さらにそれを進めて、結晶スポンジ法という、これまたとんでもない方法を編み出した。

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