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すみません。もう一週間以上経ってますが、やっと報告。
世田谷文学館で絶賛開催中の筒井康隆展、トーク&オークションイベント「わたしの筒井康隆」に行ってきました。
[URL]
【世田谷文学館】筒井康隆展
第 1 回は、菊地成孔さんと筒井康隆さんのトーク、筒井さんの朗読、そしてオークション。
[日時]11 月 3 日(土・祝)18:00〜20:00
[出演]菊地成孔(音楽家・文筆家)、筒井康隆
最初は菊地成孔さんと筒井康隆さんのトーク。
菊池さんは、サックスですが、ジャズの師匠は山下洋輔さんということで、山下さんと筒井さんから影響についての話が多かったです。
今回初めて知ったが、SF作家の菊地秀行さんは実の兄だった。
昔、魔界都市シリーズ、読みまくりましたよ。当時は、夢枕獏の魔獣狩りと菊地秀行の魔界都市に、はまってました。
秀行さんは、成孔さんからみて、15歳も年が離れたお兄さんだって。成孔さんが3歳くらいのときに秀行さんは上京したから、幼いころは、あまり記憶がないそうです。
だからなのか、成孔さんは、秀行さんのことを、「やつ」と呼んでました。
自分のラジオ番組「菊地成孔の粋な夜電波」の「金曜ロードクショー」で、筒井さんの「中隊長」の朗読をやったそうな。
今は元TBSアナウンサーになった田中みな実さんと朗読したそうな。世間では一時、田中みな実さんをビッチみたいに言ってる奴らがいたが、彼女は、すごく真面目でプロ意識があって、中隊長の朗読にはものすごく準備してきたそうです。
「金曜ロードクショー」は、好評だったが、やるほうがあまりにしんどいので、数回でやめたとのこと。
ほかにも、色々と面白い話があったし、筒井さんからも色々と面白い話があったが、3歩歩いたから忘れた。
ネットを検索したり、Twitterで、ハッシュタグ「#筒井康隆展」で、検索したら、色々と出てくると思うので、そちらをどうぞ。
筒井さんによる朗読は、「世界はゴ冗談」に入っている「奔馬菌」。
いつもながらの大熱演。
私は、「朝のガスパール」の担当編集者だった大上さんと一番後ろにいたので、最初はちょっと聞きにくかった。マイクの向きをもう少し筒井さん向きにしてほしいかなと思っていましたが、途中で空調を止めたら、すごく聞きやすくなった。空調の音が意外とうるさかったんですね。
[URL]
世界はゴ冗談 単行本 〓 2015/4/28
筒井 康隆 (著)
[URL]
世界はゴ冗談 Kindle版
筒井 康隆 (著
最後は、筒井さんのあれこれのオークション。
これがとんでもない。オークショニアは筒井さん。
最初は、筒井さんが味噌汁をこぼしたというSF本。あれ、筒井さんのDNAが残っていたら、筒井康隆クローンが作れないかなどと、アホなことを考えていました。
この本のオークションは100円から。一斉に、500円などと声が上がるが、筒井さんは、「ちょっと待て、ちょっと待て。500円は高いだろう。もう1回やり直し」などと言って、やり直し。
「はい、では100円から」
「200円」
「はい、決定!\(^O^)/」
このオークション、筒井さんの想定する落札価格に合わないと落札できない。
たとえば、1000円から始まったとして、5000円などと一番高い値段を叫んでも落札できず、かといって1500円などと叫んでもだめで、2000円の人が落札するといった具合。
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