長尾真(情報工学者)新井紀子(数学者)対談:意味が「わかる」とはどういうことか。九州大学、栗原俊彦先生の仮名漢字変換のことも。
2018-09-28


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonから。
---
 新井紀子先生、佐藤優との対談やら、最近、対談島倉千代子だが、なんと、長尾真先生との対談があった。長尾真先生が対談なんて、これは珍しい。

[URL]
長尾真(情報工学者)新井紀子(数学者):意味が「わかる」とはどういうことか
--- ここから ---
人間を理解し、人工知能をさらに先へ。
情報処理学で多大な功績を残した長尾真氏と「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトで人間の能力に注目するようになった国立情報学研究所の新井紀子教授が、AI技術の発展にはこれから何が必要になるのか、徹底討論しました。
--- ここまで ---

 長尾先生は、自然言語処理で有名で、後に、国立国会図書館のデジタル化プロジェクトをやってらした。たしか、NHKの「探検バクモン」で、やった気がする。
 あった。例によって、NHKの番組リンクはもうないね。NHKのバカ。
[URL]
--- ここから ---
国立国会図書館 NDL
@NDLJP
◆番組放映◆5月31日(水)NHK総合「探検バクモン」(20時15分〜20時43分)で、国際子ども図書館が紹介されます。ゲストは作家の又吉直樹氏です。
[URL]
--- ここまで ---

 長尾先生が国立国会図書館の館長を辞められたのは、2012年だって。もう、そんなになるのか。怖いわ。
[URL]
国立国会図書館の長尾真館長が退任、大滝則忠新館長が就任
Posted 2012年4月2日

[URL]長尾真
をみると、館長になったのが、2007年なのね。

■仮名漢字変換
 日本語の自然言語処理のひとつ、みなさんが日常的に使っている仮名漢字変換の基本は、九大(九州大学)の栗原俊彦教授が世界で最初に研究した。
 つまり、バックは情報省\(^O^)/
 ジャーナリストの古瀬幸広氏が、たしか新潮社の雑誌でまとめてくれたんだけど、本にはなってないのかも。
 栗原先生の研究に触れた論文などはあるね。
[URL]
仮 名 漢 字 変 換 シ ス テ ム の 貢 献 - 上越教育大学リポジトリ

[URL]
日本語文入力用カナ漢字変換システムの試作 - 情報処理学会電子図書館

[URL]
日本語ワードプロセッサの歴史と技術

[URL]
戦後日本のイノベーション100選 安定成長期 日本語ワードプロセッサ

 色々調べたら、古瀬君が書いたのは、「新潮45」の1992年12月号に載った、
古瀬幸広「ワープロ一号機に賭けた男の戦争」だ。

[URL]
にも出てくる。

 ぼくが最初に勤めた管理工学研究所は、PC-9801用の日本語ワープロソフト、名前が「日本語ワードプロセッサ」、後継の「松」、「新松」を作って、大ヒットを飛ばしたが、初代「日本語ワードプロセッサ」を作るために、JW-10を買って研究していた。ぼくが就職したときは、初代の開発が佳境だったとき。今から思えば、たった128KBのメモリで、アセンブラでガリガリ書いて、あれだけ高速で実用的なソフトを作ったのはすごいよ。PC-9801のBIOSは機能不足というので、ディスクBIOSやキーボードBIOSまで自分たちで書いていたもんね。

続きを読む


コメント(全1件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット