ブルーバックス:脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす、四色問題、細胞の中の分子生物学、高校数学でわかる光とレンズ
2016-05-20


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonから。
---
 はい、わにちんこ、わんばんこ。勝手にブルーバックス観光大使の中村正三郎です。
 なんなん、それ。観光大使じゃなくて、言うなら、PR大使でしょう。
 いや、ブルーバックスという本だけに、刊行大使だったりして。\(^O^)/

 今月の新刊は、ツボに入りまくっとるわ。買い物島倉千代子や。

[URL]
脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす (ブルーバックス) 新書 〓 2016/5/20
甘利 俊一 (著)

 甘利俊一先生は、我々の業界でも超偉い有名な先生で、九大(九州大学)でも研究生活を過ごした先生。ブルーバックスは初登場かな。
 若い頃は、回路理論の仕事をされていたと思うが、後に、情報幾何学や数理脳科学を研究しておられます。
関連:
[URL]
Lispセミナー、甘利俊一先生の数理脳科学、情報幾何学

[URL]
四色問題 どう解かれ何をもたらしたのか (ブルーバックス) 新書 〓 2016/5/20
一松 信 (著)
 一松信先生は、何10年か前に、ブルーバックスで、四色問題という同じタイトルの本を出しておられる。久々に、増補改訂版ということなんだと思う。
 探したら、
[URL]
四色問題―その誕生から解決まで (ブルーバックス 351) 新書 〓 1978/4
一松 信 (著)
がった。1978年だから、ほぼ40年前だ。その後の発展を書いているのでしょうね。
 四色問題の数学上の大問題だったけど、解けた解けたが、コンピュータを駆使して解いたから、数学方面からの評判はよくなかったんです。いかにも数学らしいエレガントな解き方じゃなくて、機械を使って力ずくで解きやがってみたいな。
 だから、数学界のノーベル賞であるフィールズ賞を獲得できなかったし、コンピュータサイエンスからみても、少しピントがずれている感じがして、コンピュータサイエンスのノーベル賞であるチューリング賞も獲得できなかった、かわいそうな業績なんです。
 いまであれば、もっと正しく業績を評価できるんだろうけど。その辺も、今回の本では、触れてあるんだろうか。

 一松先生といえば、名著の誉れ高い「多変数解析函数論」が復刻されます。

[URL]
多変数解析函数論 単行本 〓 2016/5
一松 信 (著)
 古い本は、これ。1960年だから、なんと56年ぶりの復刊。
[URL]
多変数解析函数論 (1960年) − 〓 古書, 1960
一松 信 (著)
 培風館にある紹介。
[URL]
多変数解析函数論 復刻版

[URL]
細胞の中の分子生物学 最新・生命科学入門 (ブルーバックス) 新書 〓 2016/5/20
森 和俊 (著)

 21世紀は、AI(人工知能)と生命科学の時代ですよ。勉強してね♪
 ブルーバックスでは、
「カラー図解アメリカ版大学生物学の教科書」
「カラー図解 EURO版 バイオテクノロジーの教科書」
のシリーズ、お買い上げがよくあります。その辺は、関連を見てください。

関連:
[URL]
ブルーバックス、カラー図解アメリカ版大学生物学の教科書の第5巻が出ている。
[URL]
バイオ実験法&必須データポケットマニュアル、カラー図解 EURO版 バイオテクノロジーの教科書、カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書


続きを読む


コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット