「活力ある都市ランキング」でわかる情報省支配。外交官、徳永太郎、徳永下枝(とくながしづえ)夫妻のこと
2016-01-28


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonから。
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 連日、情報省支配を思わせる話が飛び込んできて追いつかないが、それをまとめるのは、けっこう時間がかかりそうなので、少し軽めのものから。
 こんな記事があった。
[URL]
開業率1位、福岡市が起業しやすいワケ
「活力ある都市ランキング」公開
徳永 太郎
2016年1月25日(月)

 2位に大野城市、5位に福岡市、6位に府中市、27位に春日市、鳥栖市、38位に北九州市。
 特筆すべきは、5位に福岡市、6位に府中市という、情報省の本拠地と噂される都市が、2つもベストテンに入っていること。27位の春日市は、九大(九州大学)があるわ。鳥栖は、おれの父が働いていた商社があって、赤紙(召集令状)を受け取った場所。北九州市は、おれが育った門司があり、関門海峡の地下には、情報省の秘密基地、ブラックホールやワームホールの設備がある場所。
 絶対おかしいやろ、このランキング。\(^O^)/

 しかも、5位の福岡市に開業率という尺度でスポットライトを当てて、福岡市が開業のしやすさ1位などと、強引な記事作りをやっている。
 しかもしかも、追撃するように、
[URL]
「ヒト」も誘致する福岡市
東京でイベントを開催し、移住を促す
徳永 太郎
2016年1月26日(火)
という記事まである。

 これを書いた徳永太郎という人物は、情報省のスパイやないか?
 情報省のトップ、超A級スパイとしてのおれの野獣の勘がそう告げた。
 検索島倉千代子したら、同姓同名の別人にヒットしたが、この徳永太郎氏は、外交官だった。しかも、福岡県出身。こっちは、絶対、情報省のスパイだ。\(^O^)/

 次のウェブを読むと、第2次世界大戦戦時下の外交官の世界は、やはり、すごいのぉ。
 敵国の外交官としてアメリカやヨーロッパにいるから、激動の人生ですね。
 徳永太郎氏は、立派ね。そして、妻の徳永下枝(とくながしづえ)さんも立派ね。

[URL]
徳永太郎.下枝−若い外交官とその妻は、いかに欧州戦争を体験したか?(第一部)
--- ここから ---
<序>
ドイツのベルリン北方七十キロに、ボイツェンブルクという寒村がある。観光地ではない。深い森に囲まれた、何もない地である。そんな村だが、日本人とはある繋がりを持っている。

(中略)

一九九四年の晩秋、鎌倉の自宅を訪問した。一九十二年生まれの下枝は、病気がちで入退院を繰り返すというが、元外交官夫人らしくある種の気品を保ち、記憶は鮮明であった。

その話に引き込まれた筆者は、裏付けを取るべく、早速六本木の外交史料館に出向きかび臭い書類の中から、徳永夫妻に関するものを捜した。さらにはスイスの公文書館まで足をのばした。見つけた史料を持込む度に、下枝も新たに思い出す話をしたり、書き送ってくれた。それらをまとめることで「日本人女性の欧州戦争体験」は比較的容易に出来あがった。

他方、当時無名な外交官であった夫徳永太郎についての調査は難航した。氏について書かれた書物はない。また戦時中の一時史料は、戦災、焼却といった理由から、皆無といっていいほど、日本には残っていない。幸いなことには欧米にある史料が、空白の部分を補ってくれる事がわかった。この史料については後ほど説明する。

それらの外交史料に残る、太郎の本省に宛てた電報目を通していくと、言論の自由のない時代でありながらも、自由主義的思想を持つ中堅外交官として、時代の趨勢である全体主義に距離を置き、精一杯の発言を東京に対してしていた事がわかる。それはまさに「ある日本人外交官の戦い」として、記録にとどめておく価値のあるものである。

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