ASAHIネット(
[URL] )のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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もう先週号なんだけど、紹介が遅れました。
週刊ダイヤモンド2014/06/14号の特集は、
「待ち受けるのは競争か共生か ロボット・AI革命」
です。
[URL]
週刊 ダイヤモンド 2014年 6/14号 [雑誌]
株式会社 ダイヤモンド社 (著)
特集1
待ち受けるのは競争か共生か ロボット・AI革命
図解 ロボット産業と市場の全て
シリコンバレー発 人工知能が人間を超える日
東大合格を目指すロボットにホワイトカラーは勝てるか
Interview 山海嘉之●CYBERDYNE CEO、筑波大学大学院教授
特集2
亀山は知っている/液晶王国シャープ 栄光と挫折の10年
特集3
統計学が解き明かすサッカーの“新時代"
W杯の鍵は数字が握る! ? 爆発するサッカー“データ革命"
Close Up 1 第一生命が“悲願"の巨額買収
Close Up 2ECBが追加緩和決定へ
価格:¥ 710
Kindle版。
[URL]
週刊ダイヤモンド 2014年 6/14号 [雑誌] [Kindle版]
ダイヤモンド社 (著), 週刊ダイヤモンド編集部 (編集)
Kindle 価格: ¥ 639
特集2の「亀山は知っている/液晶王国シャープ 栄光と挫折の10年」と、
特集3の「統計学が解き明かすサッカーの“新時代"」
も面白かった。
さて、特集1。
Googleが、東大初のロボットベンチャーを買収したり、AI(人工知能)関係の
会社を買収しているのは知っていたが、そのリストは思ったより多くて、知ら
ない会社がいろいろあった。
Facebookやらいろんな企業が、ロボットやAIの企業を買収したりしているも
んね。
日本でもソフトバンクが、ロボット事業に参入しましたし。
いま、何年ぶりかのロボットブーム、AIブームですね。
ドイツや日本で、介護でも使われているパワードスーツHALのサイバーダイ
ン。筑波大学の山海先生のインタビューもある。
ロボット・AIで、東大合格を目指すプロジェクトのリーダー、新井紀子先生
の話もある。新井さんの本を紹介したのは、もう3年半も前だ。
ロボットやAIのこの辺の話、大体、3年から4年前に書いているね。
新井先生は、以前から、ロボットやAIが人間の仕事を奪っていくという悲観
派ですね。
悲観派の主張をもう少し詳しくいうと、ロボットやAIを作れる人たち、それ
を使った高度な応用を考え出せるような高給取りと、ロボットやAIと競わされ
て低賃金で働く人たちに2極化していく。
ぼくもそれが一番あり得ると思う。
機械(マシン)に仕事を奪われるのは、いままでは、工場の労働者、いわゆる
ブルーワーカーだったが、以前から指摘してる通り、AIがどんどん実用化され
ていくから、ホワイトカラーがこれからどんどん首切りの対象になる。
そのために安倍ちゃん(安倍晋三)が、賃金を下げたり、首切りしやすい法整
備をやろうとしているわけだよね。成長戦略と称して。
ロボットやAIが社会に浸透することで、新しい仕事もどんどん生まれるから、
心配ないというのが楽観派の主張だが、それは楽観過ぎる。
たしかに新しい仕事は生まれるが、その仕事に就けるのは、若い人か、中高
年なら、柔軟に自分のスキルチェンジができる適応力、学習力がある人だけ。
機械(マシン)に奪われる古い仕事をやっている人のほとんどは、新しい仕事
には移れず、よくて賃下げ、普通は首切り。
だから、マイルドヤンキーの経済学なんですね。
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