数学の女王 ―歴史から見た数論入門―
2013-02-28


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 こんな高い本が出ますね。
 数学の華。数論の入門書です。
[URL]
数学の女王 ―歴史から見た数論入門― [単行本]
Jay R.Goldman (著), 鈴木 将史 (翻訳)
価格:¥ 6,090

 共立出版にある紹介。
[URL]
数学の女王―歴史から見た数論入門―
 序文と詳細目次をみると、こりゃ、すごそう。値段だけあるわ。
[URL]
序文
[URL]
詳細目次

 原書は、これと思う。けっこうな値段する。1997年出版だから、だいぶ古い。
その翻訳が、今年、出るわけか。序文をみると、原書初版の原稿は、
MacWrite2で書いたことがわかる。そりゃ、古いはずだ。
[URL]
The Queen of Mathematics: A Historically Motivated Guide to Number Theory [ハードカバー]
Jay Goldman (著)
参考価格:¥ 7,489
価格:¥ 7,389
OFF:¥ 100 (1%)
ハードカバー: 525ページ
出版社: A K Peters/CRC Press (1997/11/15)

 数論といえば、この前、紹介した
[URL]
素数夜曲: 女王陛下のLISP [単行本]
吉田 武 (著)
を思い出すなあと思ったら、あなた。もう、去年の6月だ。こわいよー。

関連:
[URL]
吉田武「素数夜曲: 女王陛下のLISP」は、整数論とScheme入門として最高\(^O^)/ 「虚数の情緒」の感想も
[URL]
Re: 吉田武「素数夜曲: 女王陛下のLISP」は、整数論とScheme入門として最高\(^O^)/ 「虚数の情緒」の感想も

 上記、序文にある本のリスト。
 原書。
[URL]
Men of Mathematics (Touchstone Book) [ペーパーバック]
E.T. Bell (著)
参考価格:¥ 1,753
価格:¥ 1,584
OFF:¥ 169 (10%)

 素人評で、翻訳がひどいので原書を買ったが、数学が難しくてわからないと
書いてあるが、そんなにひどいとは思わなかった。結局、翻訳がひどいのでは
なく、この人の数学的読解力がないだけだろう。
 同じ話は、「計算機プログラムの構造と解釈第2版(SICP)」の日本語版は、
和田英一訳がひどいと素人評で書いてあったが、あの連中もコンピュータサイ
エンス的読解力、プログラミング的読解力、数学的読解力がないだけだろう。

 前述のように翻訳もある。序文では、「数学の偉人たち」というタイトルに
なっているが、実際は、「数学をつくった人たち」になっている。以前、紹介
している。
[URL]
数学をつくった人びと〈1〉 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) (文庫)
E.T. ベル (著), Eric Temple Bell (原著), 田中 勇 (翻訳), 銀林 浩 (翻訳)
[URL]
数学をつくった人びと〈2〉 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) (文庫)
E.T. ベル (著), Eric Temple Bell (原著), 田中 勇 (翻訳), 銀林 浩 (翻訳)
[URL]
数学をつくった人びと 3 (ハヤカワ文庫 NF285) (文庫)
E・T・ベル (著), 田中 勇 (翻訳), 銀林 浩 (翻訳)

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