人間に勝つコンピュータ将棋の作り方。人間の脳丸ごとシミュレータは2023年に出現?
2012-12-23


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 こんな本があった。
[URL]
人間に勝つコンピュータ将棋の作り方 [単行本(ソフトカバー)]
瀧澤 武信 (著, 編集), 松原 仁 (著), 古作 登 (著), 橋本 剛 (著),
小谷 善行 (著), 鶴岡 慶雅 (著), 山下 宏 (著), 金子 知適 (著),
保木 邦仁 (著), 伊藤 毅志 (著), 竹内 章 (著), 篠田 正人 (著),
コンピュータ将棋協会 (監修)

 関連する本は、以前、この辺りを紹介している。
[URL]
コンピュータ将棋のアルゴリズム
―最強アルゴリズムの探求とプログラミング (I・O BOOKS) [単行本]
池 泰弘 (著)

[URL]
Java将棋のアルゴリズム
―アルゴリズムの強化手法を探る (I・O BOOKS) (単行本)
池 泰弘 (著)

 次は、初めてみるね。
[URL]
コンピュータ将棋の進歩 6 -プロ棋士に並ぶ- [単行本]
松原 仁 (著, 編集)

 松原さんが、もう5年後くらいには、確実に人間の名人、竜王をコンピュー
タ将棋が打ち負かすと、朝日ニュースターの番組で言っていたことは、書いた?
 あ、書いてた。
[URL]
囲碁ソフト、進化急速(日経電子版)

 素人評に、
--- ここから ---
コンピュータ将棋の開発によって
コンピュータはどこまで人間に近づけるだろう。
--- ここまで ---
とある。

「コンピュータはどこまで人間に近づけるだろう」

 この言い方は、よく使われるが、実は間違っている。
 コンピュータは人間からは、どんどん離れている。人間の脳とは、全然別の
戦略を採ることで、人間の脳を凌駕しようとしている。
 ちょうど、馬車や自動車が、人間の歩く姿や走る姿を真似ずに、すなわち、
二足歩行を真似ず車輪によて移動する戦略を取ることで、人間より高速に移動
できるようになったのと同じ。
 もっと象徴的なものには、飛行機がある。
 大昔、人は、鳥の飛ぶ姿を真似て、羽を作ってばたばたやって空を飛ぼうと
したがかなわず、結局、まったく別の戦略を採用し、飛行機を作った。飛行機
は、たった100年ほどで、ライト兄弟に象徴される最初の飛行機からは想像で
きないレベルまで進化している。
 コンピュータ将棋も同様で、爆発的に向上した計算速度とメモリ空間の大き
さを頼りに、力ずくでやっている。それに比べ、人間の脳は、非常に効率的だ。
 プロ棋士は、直感によって、数個の候補を瞬時に選び、それを深く読む。コ
ンピュータは闇雲にルール上許される手を全部読む。
 第一、エネルギー効率が違いすぎる。人間の脳は、電力でいえば、たしか20
ワットくらいの消費電力。一方、コンピュータは、はるかに電力を貪り食う。
 プロと戦えるレベルのコンピュータは、クラスタ化していることが多いが、
それだともっと食うし、地球シミュレータクラスのスーパーコンピュータだと、
電気代だけで年間数10億円だもんね。どんだけものすごい電力を使っているん
だと。「京」もそれくらいは、食うんじゃないか。

 あ、こんなのがあった。
[URL]
いつかはLispで将棋プログラミング
人間の脳のTDPは約30W

 いつかはLispで将棋プログラミングだって。
 Lisp屋か。じゃ、情報省のスパイだな。\(^O^)/

 関連したことを思い出した。

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