極私的日経サイエンスダイジェスト
2012-09-21


の産道を通らずに生まれる例が激増して、赤ちゃんが産道を通るときに有用な
細菌を獲得できなくなっている話もあった。
 そういうのが、アレルギーの話にもつながる。
 無菌社会で思い出すのは、「光速エスパー」。
 おれが小学校の時か、松本零士の「光速エスパー」の実写ドラマがテレビで
放送されていた。印象に残っている回があって、それはこんな話。
 地球が清潔社会、無菌社会になって、これで病気がなくなるといって、みん
な喜ぶ。ところが、無菌社会になって人間の免疫が弱くなったから、宇宙人に
簡単に征服されそうになる。そこで光速エスパーが活躍して地球の危機を救う
の。
 細菌は絶対悪者だと思っていた小学生だったおれには、衝撃的だった。
 ああそうか。細菌は悪者、殲滅すべし、そういう一面的な見方、短絡した考
えじゃ、逆にやられちゃうんだなと。
 細菌のお母さん、もとい、最近のお母さん、ばっちいからと子供に砂場で遊
ばせない、泥遊びさせないというでしょ。異常な潔癖症に思えるくらい、清潔
志向でしょ。あれ、バカですよ。無知故の放射能怖い怖い症候群や風評被害と、
同じ構図。無知は罪ですよ。
 アンパンマンのバイキンマンだって、ばい菌は悪いだけじゃないと、教えて
いるんだよ。お母さんたち、気づいているかな。
 幼いころに、適当にばい菌を体に入れて、免疫系をうまく作らないといけな
いのに、その機会を奪っているものね。あれ、絶対、アトピーとか、アレルギ
ーの子供を作っていると思う。これは、けっこう正しい仮説らしいです。それ
は、この特集を読んでも、そう思う。
 自然のバランスは、目先のことだけ考えていると、すぐ崩れるんですね。
 あ、
[URL]アレルギー
をみると、環境が清潔すぎると、アレルギーが増えるという考えは、衛生仮説
というんだね。

 ところで、同じ号に、
新連載 ヘルス・トピックス 
1型糖尿病増加の謎 M. マッケンナ
がある。
 1型糖尿病についても衛生仮説は成り立っているという状況証拠はあれこれ
あるが、そこに別の仮説が出てるのね。

 あ、
[URL]光速エスパー
をみると、テレビ版と松本零士版は、かなり違うんだね。知らなかった。
 おれ、エスパーの肩に、ぴょこんと出てくる小鳥がいるんだけど、あれにな
りたかった。あの小鳥は、なんというのか。
 あ、わかった。
[URL]
光速エスパー
をみると、チカというのか。
 それにしても、このページやWikipediaの説明を読むと、情報省そのものや。
 府中に工場がある東芝がスポンサーで、両親は宇宙人で地球より遙かに進ん
だ科学をもつ世界から来ている。どう考えても、これ、情報省が作らせた番組
でしょう。\(^O^)/

[URL]
個人差を生むマイクロバイオーム
服部正平(東京大学)

 すごいのは、人体にいる細菌の種類や量が人によって違うので、個人識別の
手がかりになること。
 たとえば、キーボードを触って2週間くらい経っても、キーボードから細菌
を採取して調べ、容疑者のマイクロバイオームと比べることで、誰が犯人か特
定する手がかりにできるわけ。
 しかも、遺伝情報が同じ一卵性双生児でも、違いがわかるという。
 これ、絶対、ミステリーで使われるね。というか、もう使われているかも。

From nature ダイジェスト
暗黒物質のフィラメントを検出
クモがバッタをにらむと植物の腐敗が遅くなる
SPICE野外試験中止で注目される地球工学関連特許の問題
は、どれも面白かった。

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