ASAHIネット(
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ビジネスジャンプ2011年8月3日号。
原作 坂本光司、漫画 こせきこうじ
「世界に大自慢したい日本の会社」
は、吉祥寺の「小ざさ」だった。
あそこの羊羹は、一度食べたいと思うけど、午前1時から並ぶとか、そんな
ん無理。最中は食べたことがある。
最中といえば、銀座の空也の最中。一度だけ食べたことがある。親戚のおば
さんが、たまたま買えたといってもってきてくれて食べた。うまかった。
ところで、「小ざさ」の社長、稲垣篤子さん。この前、どこかのテレビでや
ってた。もう達人、名人の域になっているから、五感をいかに研ぎ澄ますかど
うかが勝負。だから、公園を散歩し、四季の移ろいや風を感じて、羊羹作りに
活かしている様子をやっていた。
この漫画でも同様の話が出てくるが、この漫画で驚いたのは、稲垣さんの終
戦からこれまでの苦労、すさまじい努力、羊羹に賭ける執念、情熱。
やはり、超一流の人は、努力が桁違い、それを毎日やり続ける力も桁違い。
それから、「小ざさ」は、障碍者も多く雇っているのね。障碍者を雇うとも
らえる助成金も辞退。助成金が出るからと言った気持ちではだめだと。
稲垣社長も立派な人だが、酷暑の炎天下、1時間以上も説得を続けて、生徒
の就職を決めさせた養護学校の先生も立派ね。
稲垣社長によると、その先生は、「でもしか先生」ではなく、本物の先生だ
ったから、雇う気になったと。
本物は本物を知る。
勝間和代をはじめ、偽物に引っかかってばかりのカモリーマンは心すべし。
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なぜ空也もなかは予約が必要なのか
を読むと、ポリシーは、小ざさと似ているね。
関連:
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世界に大自慢したい日本の会社。障碍者雇用の先駆者「日本理化学工業」
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