佐野眞一「津波と原発」、週刊東洋経済「原発、東電」、SAPIO「反脱原発」
2011-06-20


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 週刊東洋経済が、東京電力の特集号と原発の特集号を出していたんですね。
 お買い上げがあって気がつきました。ありがとうございます。
 おれも注文してみる。

[URL]
週刊 東洋経済 2011年 4/23号 [雑誌] [雑誌]
[URL]
週刊 東洋経済 2011年 6/11号 [雑誌] [雑誌]

関連;
[URL]
週刊ダイヤモンド2011年5月21日号は、原発の大特集

 そういえば、週刊ダイヤモンドの特集で一番印象に残ったのは、ヤクザの言葉。

  「女は風俗、男は原発」\(^O^)/

 いまでこそ、こうやって週刊東洋経済も週刊ダイヤモンドも、原発の問題や
東電の問題を特集するが、ついこの前までは、原子力ルネッサンスの波に乗っ
て、原発イケイケだったんだからね。
 他のメディア、テレビ、新聞、雑誌だって、田原総一朗をはじめとする評論
家だって、原発イケイケ。
 連中は、民主党がバカでトップセールスをやらないから、UAEの原発建設で
トップセールスをやった韓国に負けた。ベトナムでもやられるぞ。新興国にど
んどん原発を売り込めと力説してたんだよね。
 たとえば、
[URL]
鳩山首相が原発・新幹線のトップセールス−韓国などに出遅れ反省

 読売新聞は、自民党と組んで、原発推進を強力に推し進めて、原発は安全と
いう神話形成、洗脳に一番貢献したメディア。正力松太郎が奮闘。中曽根康弘
と、読売の最高権力者ナベツネこと渡邉恒雄のタッグも強力でしたしね。
 朝日新聞や毎日新聞も昔は反原発キャンペーンをやっていたが、東電はじめ
電力業界が大量に広告費を出すようになってからは、おとなしくなりましたし
ね。
 メディアの連中も、風向きをみて、金の流れをみて、ころころ変わるという
ことです。

 先週かな。電車の中吊りでしかみてないが、小学館の右翼雑誌、時に極右雑
誌といっていい「SAPIO(サピオ)」は、脱原発に反論する特集をやってました
ね。
 これだこれだ。
[URL]
SAPIO (サピオ) 2011年 6/29号 [雑誌] [雑誌]

 ゲスの勘ぐり、うがった見方をすれば、SAPIOは、東電存続が確定的、電力
利権の維持、旧来の権力維持が確かになったから、虎の威を借る狐として安心
して強気に出たのではないか、なんてね。

関連:
[URL]
小出裕章「放射能汚染の現実を超えて」「原発のウソ」「隠される原子力・
核の真実」

 佐野眞一が、新刊を出しますね。
[URL]
津波と原発 [単行本]
佐野 眞一 (著)
 商品説明からしてすごいわ。
--- ここから ---
■三陸に住んでいたゴールデン街の名物オカマの消息
■日本共産党元幹部の「津波博士」はどこへ?
■正力松太郎・天皇・原発のトライアングル
■江戸時代、飢饉で荒廃した地は、陸軍の飛行場を経て、堤康次郎が土地を買
収し、福島原発となった――
『東電OL殺人事件』で東京電力の実相を暴き、『巨怪伝』では原発を日本に
導入した正力松太郎を活写した佐野眞一が、3・11の真実を描く!
--- ここまで ---
--- ここから ---
場合によっては逮捕されることも覚悟で立ち入り禁止地区に入ったのは、原発

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