ルース・タトロー 著、森夏樹 訳「バッハの暗号 数と創造の秘密」
2011-02-01


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 これは何ですか、これは。
[URL]
バッハの暗号 数と創造の秘密 [単行本]
ルース・タトロー (著), 森夏樹 (翻訳)

 青土社にある紹介は、
[URL]
バッハの暗号
[URL]
バッハの暗号 目次

 タイトルから「音楽と数秘術」の話かと思ったら、これまでのバッハと数秘
術やらの研究を全部検証して、もっと先に行ったってことみたいですね。
 パラグラムというのがあるのか。

[URL]パラグラム
パラグラム 3 [(フランス) paragramme]
ソシュールが定式化したアナグラムの拡大形式。キーワードがアナグラムより
も広い範囲、すなわちテクスト全体に散在して隠されているものをさす。

 これ、聖書でもよくやってるよね。聖書に隠された暗号とかいって。
 基本、それらはトンデモ本の扱いなんだけど。「バッハの暗号」は、目次を
みる限り、もっと真面目な研究にみえるね。
 以下に示す出来の悪いいかにもトンデモ本とは、全然、違って見える。
 最後にバッハのCDと楽譜のこともあるので、最後まで読んでね。

 聖書の暗号解読で有名なトンデモ本が、マイケル・ドロズニンの「聖書の暗
号」。世界的なベストセラーですよね。

[URL]
聖書の暗号 (新潮文庫) [文庫]
マイケル ドロズニン (著), Michael Drosnin (原著), 木原 武一 (翻訳)

 関連で出てくるのは、いかにもトンデモっぽい本ばかり。^^;
 必ず、フリーメーソンとユダヤ陰謀論とかの陰謀論が出ますね。
 まあ、それは、書いてる連中が、元々、陰謀論に染まっている奴、それもユ
ダヤ陰謀論に染まっている奴ばかりで、陰謀論を展開するネタとして、やれ、
聖書だなんだと題材を求めては、トンデモ本を書いているからなんだけどね。

[URL]
聖書の暗号は知っていた 【闇の絶対支配者】ロスチャイルド・イルミナティ・
フリーメーソン (超知ライブラリー) [単行本(ソフトカバー)]
伊達巌 (著)

[URL]
「聖書の暗号」の大事なポイント すばらしい「ミロクの世」はこのようにし
て創られる (超☆わくわく) [単行本]
船井 幸雄 (著)

 出たあ。船井幸夫だ。

[URL]
聖書の暗号は読まれるのを待っている 前文明ムーからの愛のコードと闇の勢
力の悪のコード [単行本]
イオン・アルゲイン (著), 船井幸雄 (その他)

 陰謀論で終わっては、バッハに申し訳ないので、バッハの音楽と楽譜を。
 実は、これ、以前、お買い上げがあったもの。ありがとうございます。
 そして、おれがピアノの練習で、バロックは絶対やりなさい、バッハは絶対
やりなさいと、まずはこれからやりなさいと菊池早江子先生から指定され、細
々とやっているモノ。

[URL]
バッハ:インヴェンションとシンフォニア
ウェーバージンケ(アマデウス) | 形式: CD


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