小倉のデパート井筒屋の都饅頭(いづつや饅頭)
2010-08-15


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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[URL]
たこ焼き工場トントンの動画、ふとまきまっきー、Pasta Pasta(パスタパスタ)
で、
--- ここから ---
 次に時間ができたら、小倉のデパート井筒屋の都饅頭(いづつや饅頭)のこと
を書くぞ。
--- ここまで ---
と書いたのを思い出したので、書く。
[URL]
タコのパウル君、またまた大当たり
のコメントには、リボンさんから、
--- ここから ---
井筒屋饅頭で育ちました(笑)
ぜひぜひ熱い記事をお待ちしております。
--- ここまで ---
という声援が。
 よっしゃと燃えて、あれこれ文章で書こうと思っていたら、写真や動画があ
るので、やる気がなくなりました。\(^O^)/
 ということで、あまり厚い生地にならないが。
 あ、うまいねえ。饅頭だけに、熱い記事じゃなくて、厚い生地だって。

 北九州市民、とくに門司と小倉の人間で、井筒屋の都饅頭(みやこ饅頭、い
づつや饅頭、井筒屋饅頭)を知らない人はいないだろうし、これを焼く機械の
動きに魅了された人は多いだろう。
 おれは、この都饅頭は好きだが、絶対の大好物というわけではない。
 食べるより、この饅頭が作られるところがめちゃくちゃ面白くて、飽きなか
ったのだ。
 井筒屋の地下1階、食品売場には、この饅頭を焼く素晴らしい機械があり、
ガラス張りになっているから、饅頭が自動的に作られていくところを、外から
お客さんが見られるようになっている。
 少なくとも、おれが小学生になったころから記憶があるから、ざっと、45年
前からある。おれには、この世のものとは思えない素晴らしいメカであって、
魔法のように次から次へと、饅頭を焼いていく神秘のマシンだった。
 機械は何度か新しくなっただろうし、地下の食品売場もずいぶん変わったが、
いまでもこの機械はあるし、やっていることは、変わらないし、焼き上げら
れていく饅頭も変わらない。
 おれは、この機械で饅頭ができていくところを見るのが大好きで、井筒屋に
行くたびに、いつまでも見ているから、とうとう、家族は、おれを置いて、他
のフロアに買い物に行くようになった。
「ほんなら、正ちゃん。あんたは、ここに、おんなさいよ(ここにいなさいよ)。
知らん人が、お菓子買うてやるとか、お小遣いやるとか、遊園地連れてってや
るとかいうても、ついていったらいけんよ」
などと、母が何度も念を押して、小学生低学年のおれを置いて、家族は、上の
階に15分から30分、いやいやおれの時間では長いときは1時間くらい買い
物に行くのだ。
 いま、考えたら、けっこう大胆やね。誘拐などない、のどかな時代だったの
か。いやいや、小学生のおれだって、吉展ちゃん誘拐事件の記憶があったぞ。
[URL]吉展ちゃん誘拐殺人事件
をみると、1963年だ。おれが4歳。じゃ、井筒屋でじっと機械の動作をみてい
たときは、事件から2,3年のころか。あの事件で、世の中、大騒ぎだったよ
ね。

 まず、その超絶マシンの写真は、これ。
[URL]
みやこまんじゅう♪
 中に入らせてもらって写真を撮っているのがすごいね。
 最初のほうに、機械の写真があり、一番下に饅頭の写真がある。
 丸い型がきれいに積み上げられているのが美しい。
 動画は、井筒屋自身が公開している。井筒屋、偉い!
[URL]
【レポート】昔ながらの変わらぬ味。デパ地下名物・いづつや饅頭


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