ASAHIネット(
[URL] )のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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日経サイエンス 2010年 08月号
の記事で、これは特に感動した。
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旅するウナギの謎
中島林彦(編集部)
協力:塚本勝巳(東京大学)/田中秀樹(水産総合研究センター)
このウナギの記事は、センス・オブ・ワンダーがいっぱい。
ウナギの生活史がわかってきたことで、研究室レベルでは完全養殖ができる
ようになったそうです。
塚本勝巳氏、田中秀樹氏をはじめ、関係者の執念と創意工夫はすさまじい。
それを先達も含め、コツコツ何10年も続けて、この記事にあるような快挙につ
ながっている。感動した。
一番、すごい発見だと思ったのは、ウナギの耳石は、日周輪だということ。
つまり、毎日、1つずつ輪が増える。それで、生まれて何日経ったかがわか
るんだって。この発見が、ウナギの産卵地を特定するのに大きな力になったの
ね。
記事の最後のほうは、世界のウナギの遺伝子解析をして、どこで最初のウナ
ギが地球に登場したか、どう世界に広がっていったのかといった話もあって、
それは大陸移動説やらが出てきて、もう、そこらのSFもびっくり。
今月号の表紙にもなっている透き通った靴底型の生物が、ウナギの仔魚で、
レプトセファルスと呼ばれるもの。シラスウナギになる前の状態。これが、シ
ラズウナギに大変化する連続写真もあって、すごい大変身だね。
レプトセファルスの前段階のプレレプトセファルスの写真もあって、こりゃ
また、すごい姿をしている。これ、海で初めて採集されたのは、2005年だって。
レプトセファルスやプレレプトセファルスがどこで採集できて採集できない
かの地図を黙々と作り続けて、段々、産卵地を絞っていくの。
これは、すさまじい執念ですよ。
だって、そんじゅそこらの広さじゃないよ。何しろ相手は太平洋なんだから。
最初にリンクを挙げた日経サイエンスの記事概要では、「ウナギは川や沼で
捕れるので淡水魚だと思っている人がいるかもしれないが」という話があるけ
れど、実際は、7,8割は海ウナギなんだってね。
おれは、後述「うなぎの話」で書いたように、ウナギは海で釣っていたから、
むしろ、川魚というイメージがないけどね。
この記事を読むと、ウナギ、食いたくなるわ。生まれてから日本に来るまで、
3000kmも旅し、また、産卵地に戻るために3000kmも旅するという大回遊。
ま、「はやぶさ」みたいなもんだ。
食うとき、ウナギの遙かなる旅を思って、なおのこと、うまいだろうなあ。
途中、上手に海流を乗り換えるのね。ウナギは、ネットを使えて、乗り換え
案内サービスを使ってるに違いない。\(^O^)/
この記事を書いた中島林彦さんは、カミオカンデなど素粒子物理学の記事が
多い印象だったが、実はグルメ評論家だったんだ。\(^O^)/
おいおい、ツボが違うってば。
日本に来るウナギの産卵地の詳しい場所は記事をみてもらうとして、記事の
中には、サルガッソが出てくる。
おお、超常現象。おお、バミューダ・トライアングル。\(^O^)/
おお、おれは、フィラデルフィア・エクスペリメントを思い出したぞ。\(^O^)/
[URL]フィラデルフィア計画
あ、また思い出した。我が人生において最高にウナギと縁が深かったウナギ
の黄金期は、中学のとき。
おれがウナギを釣ってきて毎日のようにウナギの蒲焼き。中学は弁当だった
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