第20回世界コンピュータ将棋選手権。優勝は激指。里見香奈さんのことも
2010-05-05


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 将棋のことは、面白い話がいっぱいあって、書きたいけれど、書く時間がな
い。ほんと、いろいろ考えさせられることがあって、深いなあと思う。

 で、とりあえず、これだけは。
 ゴールデンウィークの間にあった、第20回世界コンピュータ将棋選手権。
 優勝は、激指でした。
 調布の電通大(電気通信大学)だったので、行こうかと思っていたが、あれこ
れあって行けず。来年も電通大なら観に行きたいね。

[URL]
コンピュータ将棋協会
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第20回コンピュータ将棋選手権 結果
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第20回コンピュータ将棋選手権 ブログ

 囲碁・将棋チャンネルでは、2010/07/07(土)の10時から、この大会の特別番
組があるそうです。例年、番組でも、勝又清和六段が大盤解説をしてくれます。
 去年は、受け(守り)がすごいのでびっくり。コンピュータが強くなったとプ
ロが実感するのは、受けが強くなったからなんですね。簡単には崩れなくなっ
て、しぶとくなったということ。

[URL]
将棋世界 2010年 06月号 [雑誌]
は、読みどころいっぱい。
 羽生名人と三浦弘行八段の名人戦は、棋譜に出ない水面下の変化が膨大で難
解なのね。この号の解説以外にも、囲碁・将棋チャンネルの週刊将棋ステーシ
ョンで、飯島栄治六段が解説したものも、また、違う変化だったし。
 飯島栄治六段といえば、マンガ週刊誌「イブニング」で連載が始まった将棋
マンガ、青木幸子「王狩」の監修をしていますね。

 将棋世界に戻ると、プレイバック2009があって、プロが選ぶ2009年のベスト
対局が出ている。
 1位は、やはり、奇跡の3連続限定合いで久保棋王が羽生王将から王将を奪
取した王将戦第6局。
 限定合いというのは、王手に対して、それ以外の駒で合駒すると詰まされて
負けになるということ。
 羽生さんは、詰ますことができると思って踏み込んで王手の連続をかけたが、
久保棋王は3連続限定合い(最後の角の合駒は実際には指されることはなかっ
た)で詰まないことを読み切っていて、勝ったというのがこの対局。
 それから、付録に、毎年恒例(例年なら3月号だが、今年から3月までの年
度制になったようで6月号)の勝又清和六段による「新手ポカ妙手選 2009年度
版」。
 これ、おれ、毎年楽しみ。プロでもそんなポカがあるのかと思うのもあるし、
ひぇぇ、そんなすごい手があるんだ、やっぱ、プロは恐ろしいと思うのが載っ
ている。
 それから、囲碁・将棋チャンネルの来週の週刊将棋ステーションのゲストは、
ついに、島根の稲妻とも呼ばれ、高校生で女流名人と倉敷藤花という2大タイ
トルを獲得した里見香奈女流名人・倉敷藤花が初登場。

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