ASAHIネット(
[URL] )のkick/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
---
ラグビートップリーグのプレーオフ決勝。
東芝ブレイブルーパスが三洋電機ワイルドナイツに6-0で勝って、トップリ
ーグ2連覇を達成しました。\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
東芝ブレイブルーパス、選手、関係者のみなさま、おめでとうございます。
東芝ブレイブルーパスのホームタウン府中市民としては、また、大きな勲章
ができてうれしいです。
ケーブルテレビJ:COMのJSportsの中継で観ましたが、試合は壮絶の一言。解
説で、観ていると痛くなるような試合といってましたが、ほんと、肉弾戦がす
さまじかった。昨年の決勝と同じく、命を削り合うようなすさまじい攻防でし
た。
華麗なフットワークやパス回しで相手守備を切り裂いていくのもラグビーの
魅力ですが、このようなガツガツ当たる激しい肉弾戦も大きな魅力。
派手な攻撃はなく(というか守備がいいからできない)、ファインプレーで歓
声が上がるのは、相手を一発で倒すタックルが決まったときという試合。
野球でいえば、ホームランが飛び交う派手な点の取り合いではなく、緊迫し
た投手戦。両チーム、どちらがたった1回トライを決めれば、それで試合が決
まるようなぎりぎりの凌ぎあい。野球でいえば、1球のコントロールミス、1
つのエラーで試合が決まるようなもの。
昨年に続いて、高密度の試合。観ているだけなのに、終わったらぐったりし
ました。^^;
三洋電機は、リーグ最高を誇るほど守備がいい。東芝が三洋電機ゴール前で
攻め続けても決してゴールを割らせない。東芝はトライが取れない。そのため、
東芝は、相手陣営でペナルティキックをもらったとき、狙えるときは、トライ
ではなく、キックを選択。結果的に、前半の2本のPG(ペナルティゴール)が試
合の全得点。
6点差は、1トライ(5点)にトライ後の1ゴール(2点)でひっくり返る危う
い点差。
試合は70分間は、東芝が攻めて三洋電機が守備から逆襲という流れ。解説で
も、普通は、この三洋電機の守備からの逆襲で相手は崩されるんですが、東芝
は、ここでまた守備が踏ん張って、ボールを取り返す。三洋電機に守備で押し
込まれても、なんとかボールをキープし続けるといってました。ここが勝因だ
ったんでしょう。
最後の10分間は、東芝ゴール前で三洋電機の猛攻。東芝は、耐えに耐えまし
た。途中、残り5分くらいのとき、東芝はチームとして反則が続いているとい
うので、一人、シンビンで退場。
東芝は絶体絶命のピンチでしたが、その状況で、激しいタックルで攻撃を分
断し、三洋電機からボールを奪い返して、なんとかしのぎきりました。
三洋電機は、悲願のトップリーグ優勝に届かず、3年連続、準優勝。ラウン
ドロビン(総当たり戦)では,サントリーと共に無敗を誇ったのに、プレーオフ
トーナメントで苦杯をなめるという、この制度に矛盾を感じる形。
日本選手権では、2連覇しているのに、トップリーグの頂点にはなぜか立て
ません。
逆に東芝は、ラウンドロビン無敗のサントリーと三洋電機を破っての優勝な
ので、トーナメントでの強さを見せつけた形。
三洋電機は、キャプテンの霜村誠一選手、トライゲッターの北川智規選手と
いう主力2人が、直前になって新型インフルエンザで戦線離脱したのが大きか
ったですかね。
昨年の決勝は、大黒柱トニー・ブラウンが、瀕死の重傷から奇跡的復活をし
たけれど、体調が万全でない状態でしたが、今年も、そういう非常事態が起き
てしまいました。
東芝では、スティーブン・ベイツ選手が守備と攻撃にとすごかった。司令塔
セコメントをする