ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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並列・並行プログラミングの新刊がありますね。
[URL]
The Art of Concurrency (ペーパーバック)
Clay Breshears (著)
副題がすごいよ。
A Thread Monkey's Guide to Writing Parallel Applications
だって。スレッド猿!\(^O^)/
出版社にある
The Art of Concurrency
A Thread Monkey's Guide to Writing Parallel Applications
のページは、
[URL]
です。目次は、
[URL]
をどうぞ。
出版社はオライリーだから、オライリー・ジャパンの矢野さん。これ、翻訳
を出す予定はあるんですか。
おいおい、いきなり、呼びつけるなよ。おっとろしいな、お前。
まあ、立ってる者は、親でも使えというからね。
プログラミングをがっちり数学的なことからみっちり教えてくれる本らしい
のが、
[URL]
Elements of Programming (ハードカバー)
Alexander Stepanov (著), Paul McJones (著)
本家Amazonでは、絶賛ですね。
アマゾンにある「Martin Newell, Adobe Fellow」の推薦文、
--- ここから ---
Ask a mechanical, structural, or electrical engineer how far they
would get without a heavy reliance on a firm mathematical foundation,
and they will tell you, ‘not far.’ Yet so-called software engineers
often practice their art with little or no idea of the mathematical
underpinnings of what they are doing. And then we wonder why software
is notorious for being delivered late and full of bugs, while other
engineers routinely deliver finished bridges, automobiles, electrical
appliances, etc., on time and with only minor defects.
--- ここまで ---
数学的基礎をベースに、きっちりとちゃんとしたコードを書く、それが高品
質なソフトを納期までに作る秘訣だと。他の分野のエンジニアは、数学的基礎
をベースに仕事をしているのに、ソフト屋は、数学がわからないバカが多くて、
勘に頼ったりしてからだめなんだと。この本を読んで、ちゃんとしなさいと。
そういうことですね。
著者の一人、Alexander Stepanovって、どこかで聞いた名前だなと思って調
べたら、C++のSTL(Standard Template Library)を作った中心人物ですね。な
るほど、目次をみても、それらしい雰囲気があるわ。
「Elements of Programming」は、300ページ足らずだけど、決してやさしい
本じゃなさそうですね。
でも、食らいつけば、
mathematics is good for programming, and that theory is good for
practice.
がわかると。
公式サイトもありました。
[URL]
です。コードもありますね。
[URL]
Jon Kleinberg, Eva Tardos著「アルゴリズムデザイン」
[URL]
Re: Jon Kleinberg, Eva Tardos著「アルゴリズムデザイン」
[URL]
アルゴリズムデザイン、Algorithmic Game Theory
で紹介した
[URL]
アルゴリズムデザイン (単行本)
Jon Kleinberg (著), Eva Tardos (著), 浅野孝夫 (翻訳), 浅野泰仁 (翻訳),
小野孝男 (翻訳), 平田富夫 (翻訳)
もそうだけど、クヌースの本もコルメンの本も、定評あるちゃんとしたアルゴ
リズムの本は、数学的基礎の部分の話もいろいろ書いてありますよね。
そこがわかると、ほかへの応用が利くしね。おれ、数学ができなくて、いろ
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