ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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[URL]
電子書籍。障碍者向けのマルチメディア書籍関連。DAISY規格。
の続き。
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標題: Re: 国立国会図書館
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> >行ってきたのこのセミナーです。
> >
[URL]
>
> 長尾国立国会図書館館長のセミナー内容は、
>
[URL]
> 07.10堀渡さん・図書館本の買い方、TIBF長尾国立国会図書館館長のセミナー
> にありますね。
井上です
長尾館長は、国会図書館の蔵書の電子化に当たり、デイジーフォーマット
も候補の一つとするよう、指示したとの情報も得ています。
ニュースソースはきちんと示せず申し訳ありませんが。
そもそも、国会図書館に対して、デイジー図書の検定教科書作製を求める
こと自体筋違いで、講演会の後で、館長さんへはその旨をお伝えはしまし
た。文科省がやらないなら何処かに頼むしかないのですよ。冗談で、著作
権法33条の2を最大限解釈し、米国のフェアユース規定を活用して、グ
ーグル社に、日本の検定教科書の電子化(デイジー化)をお願いしようか、
なんて言ってます。そのぐらい日本の状況は遅れています。これって実現
したら国辱もの?
米国ではすでにNIMAS(National Instructional Materials
Accessibility Standard )が策定され、デイジーフォーマットも採用さ
れています。米国では、教科書を中心にして急速にデイジー図書が普及し
ているようです。北欧なども先進地域のようですし、アジア・アフリカ諸
国でも少しずつ紹介されているようです。
[URL]
デイジーはオープンソースだそうです。これも強みですね。
普及の様子は、下記など見てください。
[URL]
[URL]
私も、10年近く普及のお手伝いしてきました。正直技術的なことは不得
手なもので、著作権法改正の課題に取り組んできました。
お陰様で、今期国会で改正著作権法が成立し、来年1月1日より施行され
ます。第31条 第33条の2 第37条 第37条の2などの改正によ
り、法的な課題はクリアされつつありますが、問題はそれを担保する制度
や財政的裏付けでしょうね。
今まで、福祉分野としてしか捉えられていなかった情報保障ですが、今後
は教育分野でもきっちりやってほしい。文科省よしっかり取り組んでよ。
お願いだから。
ということで、失礼します。
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標題: Re: 国立国会図書館, DAISY
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> 井上さん、ありがとうございます。
> 紹介してくださった
>
[URL]
> LDニュース読者の皆様へ LD等の発達障害に関心を寄せる方へ
> は、しょうもないなんて、とんでもない。
井上です。
ありがとうございます。
文化審議会著作権分科会報告書
[URL]
ここには、こうも書いてあるのです。このての報告書でこのように
デイジーとして名指しされているのは、隠れた著作権法改正の意図
の一つにあるのかも知れない。
−−−−−−−ここから
知的障害者、発達障害者等にとって、著作物を享受するためには、
一般に流通している著作物の形態では困難な場合も多く、デイジー
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