ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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アマゾンで買ってくださった人がいて、珍しいプログラミングの入門書が出
ていたことに気づきました。
[URL]
プログラミングの基礎 (Computer Science Library) (単行本)
浅井 健一 (著)
何が珍しいって、オブジェクト指向関数型言語OCamlを使ったプログラミン
グ入門なんです。珍しいでしょ?
発行元のサイエンス社のページは、
[URL]
サイエンス社の「プログラミングの基礎」のページ
をどうぞ。
目次をみると、けっこう難しそうな話もやってますね。
OCamlのような抽象度の高い言語でプログミング入門をやると、考え方は身
に付くけど、あとでCのような抽象度の低い言語(Javaはもうもう少し高いけど)
で書くとき、もう書き方がわからない。言語側でやってくれたことを全部手で
書くか、ライブラリを呼ばないといけないので、徒労感というかバカ臭さとい
うか、そういうのが出てくるのと、効率化を考えなくなったり、どう動いてい
るのかがわからなくなる傾向が出てくることがあります。
Lispは、その点、Lisperならほぼ全員、一度はLispの処理系を書いたはずだ
し、その過程で動きも知っただろうし、GC(ガベージコレクション)を実装する
ときに、メモリの使い方もわかっただろうし、低レベルの部分も半分は興味、
半分は必要に迫られて理解したと思う。
そういう面で、本書でOCamlによるプログラミングがわかってきたら、思い
切り低レベルのアセンブラレベルのプログラミングやプロセッサなどハードの
アーキテクチャのほうも勉強しておくといいです。
何度か書いているが、日本を代表するLispハッカーだった慶応大学の故中西
正和先生は、「プログラミング教育の初期に、Lispのような高水準の言語とア
センブラのような低水準の言語を教える方がいい」というのが持論でした。30
年前は、LispやPrologが一番抽象度の高い言語だったので、抽象度の高いとこ
ろと低いところを教えれば、他の言語はその中間なのでなんとでもなるという
考え方です。
「プログラミングの基礎」に戻ると、著者の浅井先生によるサポートページ
もあります。
[URL]
サポートページ
をどうぞ。
コンピュータ・サイエンス・ライブラリ(Computer Science Library)の一覧
は、
[URL]
をどうぞ。
ざっと眺めると、お茶の水女子大の先生が多い気がする。
[URL]
武部尚志著「数学で物理を」
で紹介した武部先生や古田先生もお茶の水大学だもんね。
お茶の水女子大といえば、色白の美人の玲子ちゃん、どうしているのかな。
もう15年くらい会ってないよね。
きっと、玲子ちゃんみたいな女子大生が多いぞ。
おお、そうか。おれもお茶の水女子大の先生になろう。\(^O^)/
出たあ。情報省のお茶の水女子大ギャバクラ化計画発動か。\(^O^)/
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