どうなる? 紙メディア:出版&新聞ビジネスの明日を考える
2009-05-16


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 メルマガがうざい気がしているBusiness Media 誠だが、
[URL]
特集:どうなる? 紙メディア:出版&新聞ビジネスの明日を考える
というのが、いろいろ記事があって面白い。とても全部を読む気はないけれど。

[URL]
現場で感じた……“週刊誌離れ”が進む理由
--- ここから ---
記者も編集者もサラリーマン然として、小ツブになったためではないか。タブ
ーを恐れず、イケイケドンドンの型破りなタイプは少なくなった。
私の周囲にも取材力のあるベテラン記者や腕のいいカメラマン、企画力のある
編集者は本当に少なくなってしまった。
--- ここまで ---

 東大卒なんてのが、新聞社、テレビ、出版社に入社するようになって、ダメ
になったというのは昔からよくいわれることですね。有能な官吏ではあっても、
ブン屋などと蔑まれてもスクープを食いちぎってくるような執念や突破力があ
る連中ではないので、取材力や取材に対する考え方が腐っていくと。よくいわ
れる官僚主義の横行や組織のサラリーマン化という奴です。
 最近、大きく部数を伸ばしてヒットしたのはフリーマガジンで、リクルート
が出しているR25やL25ですが、ジャーナリズム的な意味では取材ゼロだもんね。
記事も短い、読み捨て記事だけで、中身はスカスカ。でも、広告で無料だから
数は出てるよね。
 ああいうのだけ、読んでいると、キャバクラや合コンで、女の子に10秒だけ
話を聞いてもらえるネタになるくらいで(笑)、全然、世の中は読み解けないけ
ど。
 短いものが受けるのは、Twitterのようなマイクロブログ、ナノブログが受
けるのに似てる気がします。

[URL]
なぜ『週刊現代』と『週刊ポスト』の部数は凋落したのか?
もどうぞ。
 サラリーマン、ビジネスパーソンに金がない、元気がない。それが一番大き
いんでしょうね。若い奴には草食系男子も多いらしいし。半端に向上心・野心
がある奴は、勝間和代的な安直な成功ビジネス本やビジネス誌(日経ビジネス、
週刊東洋経済、週刊ダイヤモンドなど)にカモられてるしね。

 週刊現代の元編集長だった元木昌彦さんが出てますね。ブログがあるんだね。
[URL]
元木昌彦のマスコミ業界回遊日誌
 元木さんだけじゃなくて、ウワシンの岡留さんところにも行けばよかったの
に。
[URL]

[URL]
●「東京スポーツ」4月21日号「マンデー激論」に岡留安則が登場
「安心社会実現会議はサル知恵レベル」
にあるけど、政府と一体化した大マスコミ(新聞やテレビ)が利害がありすぎて
報道できないことを掘っていくのが週刊誌の大きな存在意義と思うけれど、噂
の眞相(噂の真相)的なスクープがないもんね。
 でもって、功を焦ると、週刊新潮がやらかした「赤報隊」の大誤報事件だし
ね。

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