おれが感動した女性。ドラえもん・ふしぎな探検シリーズ
2009-01-19


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 電車に乗っていたら、もう60歳は超えていると思うのだが、おばあさんとい
っては失礼かもしれないがお年を召した女性が本を読んでいた。
 それが、ドラエモンが宇宙の謎を解説する宇宙の入門書だった。
 素晴らしい。こんなお年になっても、それもこういってはなんだが、女性が
宇宙のことを知ろうとしている。
 ひょっとして、お孫さんがいて、
「ねえ、ばあちゃん。どうして月は落ちてこないの? 火星には宇宙人がいる
の?」
などと、宇宙のことを、あれこれ質問されたのかもしれない。それで孫にいろ
いろ教えられたらいいなと思って勉強を始めたのかもしれない。あるいは、
「ばあちゃん。ぼく、宇宙のこと勉強したよ。ばあちゃんもこれ読んだらいい
よ」
と、お孫さんから薦められたのかもしれない。
 この飽くなき好奇心、向上心。
 こういう人なら、きっと、充実した人生を送ってきたのだろうなと思うし、
そう願う。
 もし、お孫さんから質問されたのなら、子宝に恵まれ、お子さんも立派に育
て上げ、その上、お孫さんまでいるわけだから、それだけでも見事に人生を生
き抜いてこられた素晴らしい人生だと思うけれど、さらにお孫さんに知識を伝
えようとしているわけだから、頭が下がる。
 おれは、感動で涙腺がうるうるでしたわ。

 どうやら、この本じゃないかな。
[URL]
宇宙大探検 (ドラえもん・ふしぎな探検シリーズ) (単行本)
藤子 F・不二雄 (著)

 小学館にもろくな説明がない。紀伊國屋のほうが説明が詳しい。
[URL]
ドラえもん・ふしぎな探検シリーズ〈5〉
宇宙大探検
藤子 F・不二雄【著】

 あれ、紀伊國屋の情報だと、1993/01/10出版だけど、小学館だと1992/12/16
だな。まあ、いずれにしろ、ざっと20年前。この20年間の天文学の発展は劇的
ですからね。当時の常識が通用しなくなったところが多いかも。
 あの女性。お孫さんから、「ばあちゃん。嘘、教えたね。ぷんぷん」などと、
文句をいわれないといいんだけど。
 改訂版がほしいところですね。

 このシリーズは、全15巻で、全巻セット販売もあるね。税込み13,388円だっ
て。
[URL]

[URL]
世界のふしぎ大探検 (ドラえもん・ふしぎ探検シリーズ) (単行本)
藤子 F・不二雄 (著)
をみると、子供のときに、このシリーズで不思議を知った人がいるし、お子さ
んがこのシリーズが大好きだというお母さんがいますね。

 不思議といえば、おれの場合、やっぱり、少年マガジンのグラビアかな。
 大伴昌司さんの活躍が有名ですよね。
 あ、ちゃんとまとめた本がある。

[URL]
少年マガジンの黄金時代 ~特集・記事と大伴昌司の世界~ (新書)
週刊少年マガジン編集部 (著)
をどうぞ。
 こりゃ、また、おれらオヤジの物欲、刺激島倉千代子ですね。

[URL]大伴昌司

 竹熊健太郎さんとこにこんなのがあった
[URL]
少年マガジンのトラウマ大図解
 京大で、こんなことやってたんだ。
[URL]
大伴昌司の世界

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