ASAHIネット(
[URL]のkick/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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トップリーグ最終節、1位の三洋電機ワイルドナイツ対2位の東芝ブレイブ
ルーパス。
勝ち点差4なので、東芝が逆転1位になるには、単に勝つだけではだめで、
4トライ以上を挙げてボーナスポイント1もとり、三洋電機に7点差以上つけ
て、さらに三洋電機のトライを3トライまでに抑えないといけなかったそうで
す。
三洋電機は主力にけが人続出。前節のトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦では、
司令塔であるSO(スタンドオフ)をケガで欠いたため、急造SOでなんとか逆転勝
利で全勝を守りましたが、不祥事以来、前節のサントリー戦で大勝するなど気
合い十分の東芝には通用しませんでした。
13-63の大差で東芝が勝ち。しかも前述の条件をクリアしたので、東芝がリ
ーグ1位になりました。
これで、プレーオフは、東芝対神戸製鋼、三洋電機対サントリーになりまし
た。
三洋電機は、けが人がどれくらい戻ってくるか。今日みたいな状態だとサン
トリー相手に難しいでしょうね。
それにしても三洋電機は、あわや2年連続全勝リーグ1位の快挙だったのに
残念でした。
素晴らしいと思うのは、三洋電機は前節まで最も反則が少なく、イエローカ
ードによるシンビン(一時退場)もなしという、クリーンなラグビーで全勝を守
ってきたということ。ちょっとやそっとでは、できることではないですね。
この東芝戦で後半残り3分でシンビンを出してしまって、シンビンなしでリ
ーグを終えることはできませんでしたが、真に強い王者のラグビーはどうある
べきか、示してくれた三洋電機には拍手を惜しみません。
サントリーの清宮よ。少しは考えろ。
ってなこというと、東芝はフェアプレイでは、ワーストなんだって。一番反
則が多い。考えろよ、お前ら。
ロアマヌ選手なんか、うかつな反則、もったいない反則をやっちゃってるし、
前節も今節もシンビンになっちゃったし、少しは考えろよ。
この試合、ロアマヌ選手の、開始早々のなにげない反則で三洋電機にペナル
ティゴール(PG)を決められましたが、これが1点を争う試合だと致命傷になり
かねないもんね。
激しいけどクリーンで、ファンタスティックなプレーをして、なおかつ必ず
勝つ。そういうラグビーを目指してやってほしい。
手に汗握るすごい試合だったのが、NECグリーンロケッツ対福岡サニックス
ブルース。
tvkでテレビ放映を観たときは、サニックスが大量リードしていたので、こ
れは勝つと思っていました。今シーズンのNECは、いまひとつだし、サニック
スが勝てば入れ替え戦をしなくていいから、サニックスの気合いがNECを上回
っていると思っていましたが、NECも勝てば日本選手権出場の可能性があった
のね。
だもんで、後半、NECがだんだん巻き返してきて、とうとう、最後の最後で
PGを得ました。あの反則も、サニックスの選手が、なにげについやっちゃった
オフサイドの反則だったと思う。
このPGがラストワンプレー。点差は、わずか1点。決めれば逆転です。しか
し、けっこう距離があるところ。
入るか入らないかで日本選手権に出場できるかどうかのプレッシャーがかか
る中、キッカーの松尾選手が見事に決めました。
他試合の結果待ちでしたが、結局、日本選手権には、上記リーグ上位4チー
ムのほか、5位NECと6位クボタスピアーズが出場することになりました。
負けた福岡サニックスは、九州電力キューデンヴォルテクスとともに入れ替
え戦です。サニックスは、最後の最後でのちょっとした反則が高くつきました。
コカ・コーラウエストレッドスパークスは、入れ替え戦を回避できました。
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