ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
---
リターン・トゥ・フォーエヴァー(RTF)といえば、若きチック・コリアの名
前を世界に轟かせたスーパーバンド。
第1期は、フローラ・プリムの透き通った歌声と、パーカッショニストのア
イアート・モレイラの軽やかなドラムで、全体に南国、ラテン調の世界。ラ・
フィエスタ、スペインなどの名曲を残しました。
[URL]
リターン・トゥ・フォーエヴァー
[URL]
ライト・アズ・ア・フェザー [Limited Edition]
あ、「ライト・アズ・ア・フェザー」は紙ジャケもある。
[URL]
ライト・アズ・ア・フェザー(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
この2枚のレコードは、ほんとに擦り切れるまで聴きました。
ぼくは、CDで買い直したとき、高いけど、
[URL]
ライト・アズ・ア・フェザー (完全盤)
を買いました。2枚組で1枚目が従来の内容。2枚目に別テイクが入っていま
す。ぼくは、スペインの別テイクが聴きたかった。
ご存じのように、スペインのチックのソロは、非常にイマジネーションに富
んでいて奔放でありながら、緻密に計算された構成をもっています。
まだジャズやフュージョン(当時は、クロスオーバーとも言ってたと思う)を
聴き始めたばかりの高校時代に聴いたときは、このソロのかっこよさに衝撃を
受けました。エレピ(エレクトリック・ピアノ)っていいなあと思いました。
そして、アル・ディ・メオラが入った第2期(実際は第2期の2枚目から)は、
ハードロックジャズというか、ソリッドなエレクトリックフュージョンがメイ
ン。レニー・ホワイトのドラムとスタンリー・クラークのベースというリズム
隊も強烈でした。なお、スタンリー・クラークは第1期はウッドベースオンリ
ーです。
第2期第1作
[URL]
第7銀河の讃歌
のギターは、ビル・コナーズ。フツーに考えれば悪くはないどころかいいギタ
ーだと思うんだけど、アル・ディ・メオラがすごすぎて、比較されるとかわい
そうな気すらしますね。
これには、名曲「キャプテン・セニョール・マウス」が入っていますが、後
には、キャプテンが取れちゃって、「セニョール・マウス」になりますね。な
ぜなんだろう。
この曲は、ゲイリー・バートンとのデュオでの素晴らしい演奏によって、名
曲として磨き上げられたと思います。ゲイリー・バートンとのデュオは、
[URL]
4本マレット奏法のゲイリー・バートン
を参照。
[URL]
銀河の輝映
から、ギターはアル・ディ・メオラで、
[URL]
ノー・ミステリー
[URL]
浪漫の騎士
まで、第2期RTFは、やりましたね。
ぼくは第2期のLPは、たしか買ったのは「ノー・ミステリー」だけ。「第7
銀河の讃歌」「浪漫の騎士」は、ジャズ喫茶で聴いたりした。
「ノー・ミステリー」はタイトルチューンですが、コリアとディ・メオラの
デュオ(2008/12/29訂正。これ、大嘘。ディ・メオラのアコースティックギター
セコメントをする