行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか
2008-10-25


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 これも、
[URL]
野口悠紀雄のトンデモIT論その5
で書いたことの関連。

[URL]
行動ターゲティング広告とプライバシー
 詳しいメカニズムは、高木浩光さんが書いてますね。
[URL]
行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか

 ブラウザのバグを利用した、この手法、よく見つけたね。
 何が起きるかというと、フツー、GoogleでもAmazonでも楽天でもMixiでもど
こでもいいけど、あるサイト(仮にAとする)にアクセスすると、そのサイト(A)
内でやってることは、そのサイト(A)にすべて監視・記録されている。これは
どこでもやってること。
 ところが、この手法を使うと、A以外のどんなサイトを過去に見たことがあ
るかもサイトAは知ることができる。つまり、サイトAの運営者は、サイトAの
みならず、他のサイトへの行ったということも監視・記録できるというもの。
 高木さんの記事で、もっとすごいのは、携帯電話の携帯IDなど個体識別に使
える情報がどんどん使われている話。これで、どのサイトに行ったかもどんど
ん監視・記録できる。
 NTTドコモは、今年の3月に、携帯ID(iモードID)を一般サイトに公開したん
だね。全然、知らなかった。情報省、勉強不足。\(^O^)/
 一般の人も知らないでしょ。行動を逐一監視・記録されていることなんて。
 いい世の中になってきたね。情報省にとってサイコーです。\(^O^)/

[URL]
日経サイエンス2008年12月号は、ノーベル賞とスパイの大特集\(^O^)/
で書いた話もあるし、やっぱり、野口悠紀雄や勝間和代やその信奉者みたいな、
Googleは便利だから使えばいいなんていう、無邪気で無頓着な奴、つまり、
ICT技術を知らない、ICTリテラシーの低いバカは、いいカモだという話になり
ますね。
[URL]
「人任せ」の代償:Google Appsの障害が意味するもの
も参照。

 さ、明日は、かつての実家、北九州の門司で母の一周忌です。出かけます。

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