将棋名人戦第4局
2008-05-22


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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[URL]
将棋名人戦第3局、歴史的大逆転
に続いて、また、将棋会館に行って来ました。\(^O^)/
 今回の解説は、将棋界に革命を起こしたといわれた藤井システムの藤井猛九
段と本田小百合女流二段。
 藤井九段、テレビでの解説は真面目なことばかりいうイメージだけど、今回
の解説は、いろいろと笑わせる話をしてくれて、面白かった。
 最後なんか、「羽生さんは、この辺で手が震えながら駒を取って6二角成り
とやってますよ」などと、羽生2冠の震える手真似をしながら解説して観客を
笑わせていたところに、速報。
 「6二角成り。羽生の手が震えている」
 場内大爆笑。\(^O^)/
 藤井九段は、2歩の反則負けを防ぐため、底歩を打ったら、駒台の歩は、落
ちそうなくらい端っこに置いて、2歩に注意しろというサインにしているそう
です。ほかにも勝負術の話もあったし、投了の方法の話とか、面白い話いっぱ
いでした。

 今日の2日目、千日手(同じ局面が4回出現)になりそうな局面がありました。
後手番の森内名人がその順を選べば、千日手になるだろうという話でしたが、
指せる(形勢は悪くない)と思っていれば、そうしないだろうと。
 千日手の権利があっても、意外と指せそうな局面でそうなることも多くて、
千日手にするかどうかは非常に悩ましいことが多いらしいです。
 千日手になると、先手と後手を入れ替えて指し直し。プロの対戦では先手や
や有利なので、一般に後手番は千日手にできるならして、先手番で指し直した
い。
 でも、森内名人が、今回、千日手になりそうな順を選ばなかったのは、千日
手指し直しになると、持ち時間が少ないので、持ち時間が長いほど持ち味を発
揮する棋風の森内名人の場合、先手になっても有利さをあまり発揮できないと
判断したからではないかという解説でした。
 千日手にせず、56手目の3五歩で、やや強引に攻めに行ったけど、それが
どうだったか。結果論だけど、負けたから、千日手にして指し直していればど
うなっていたか。
 笑ったのが、藤井さんが、「この時間で千日手指し直しは、できれば勘弁し
てほしいです。実は私、明日、対局なんです」\(^O^)/
 夜8時や9時くらいから指し直しになれば、午前様になるのは確実だろうし、
下手すると明け方までかかってもおかしくないもんね。大盤解説としては終局
までやらないといけないわけで。^^;

 これで、挑戦者羽生2冠の3勝1敗。永世名人に王手ですね。森内名人、羽
生さん相手に3連勝しないといけないから、厳しくなりましたね。
 ともかく、次は先手なので、それは取ると。第6戦は羽生さんが先手。ここ
を乗り越えて、最終局まで行けば、振り駒で先手後手が決まるから、そこは運。
 羽生さんも永世名人になれると思えばプレッシャーがかかるでしょうし、今
回、取らないと次のチャンスがいつになるかわからないので、最終局までは行
きたくないでしょう。

 そうそう。次の一手クイズで、当たって、賞品が抽選になったんだけど、抽
選にも当たりました。\(^O^)/
 一番最初に名前を呼ばれたからびっくりした。\(^O^)/
 くじ運悪いから、当たることないんだけどね。それも、一番最初に当たるこ
とないんだけどね。おれが森内名人の運を吸っちゃったのかな。^^;
 森内名人の立派な扇子をもらいました。以前書いたと思ったけど、検索で見
つからないな。囲碁将棋チャンネルの「将棋まるごと90分」の視聴者プレゼ
ントで当たった中原、谷川、森内の永世名人3人署名の扇子に続いて、またも、

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