ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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酒見賢一「陋巷に在り」「墨攻」「後宮小説」
で言及した「墨攻」。
薄い本だけど、5、6時間かけてじっくり読みました。
小説だと時間かけて読みますね。やはり文章の細部まであれこれ味わいたい
ね。
端整な文体が開戦間近の緊迫感を伝えますね。
題材が題材だから、中国の悠久の歴史、思想史をあれこれ想像しながらだっ
たので、すごく長い旅、でも楽しい旅をさせてもらいました。
中島敦記念賞受賞作だというのもわかる。
墨守って、そういうことだったのね。全然、知らなかった。
お前、教養がないからね。いつから?
今日よー。\(^O^)/ こればっか。
墨守がそうであるがゆえの「墨攻」というタイトルなのね。
やっぱ、中国の思想史って深くて怖いね。
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酒見賢一著「墨攻 (新潮文庫)」
中島敦は、高校の頃かな。国語か漢文の授業でどれかの作品が出てきて、
文章の格調高さにとっても感激して、山月記は読んだ記憶がある。
文庫があちこちから出てるのね。
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中島敦著「山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)」
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中島敦著「李陵・山月記―弟子・名人伝 (角川文庫クラシックス)」
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中島敦著「李陵・山月記 (新潮文庫)」
違いは何だろう。収録作品に違いがあるのかな。解説が違う? よーわから
ん。
本屋に行って見比べて、また読んでみようかな。30年ぶりくらいかな。いま
だと、どういうふうに感動するか、自分で自分に興味津々。
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