ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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昨日の日曜日に放送していた将棋のNHK杯決勝。すごかったね。
佐藤棋聖対森内名人の対決。両者は5年前も決勝で当たって、そのときは森
内名人が勝ったそうだけど、今回は、佐藤棋聖がリベンジしましたね。
解説の島朗八段によると、途中、大差で森内名人ペースだったのに、佐藤棋
聖が食らいついて逆転しましたね。島さんは、私が思っていたより差がなかっ
たのかなあとか、解説せずに感心ばかりしてすみませんとか、いってました。
実際、おれなんか、さっぱりわからない。特に終盤は、佐藤棋聖、なんであ
れが手になるのかわからんところから手を作っていったもんね。
この二人、棋王戦も戦っているけど、トッププロの秒読みでの攻防は、すさ
まじいね。もう超人ですよ。
NHK将棋講座の2007年4月号テキスト、買いました。
渡辺竜王の居飛車対振り飛車の工夫の歴史、わかりやすい。
ゴキゲン中飛車が出るまでそういう話があって、さらにゴキゲン中飛車対策
で丸山ワクチンとか出て、さらにその対策がゴギゲン側に出てなど、解説して
あります。なるほど、そういうことだったのかと思いました。
ゴキゲン中飛車の考案者、近藤正和五段の連載も始まっています。
そういえば、先崎学八段は、NHK囲碁講座のテキストのほうで連載が始まっ
たそうです。将棋じゃなくて、囲碁のほうです。^^;
こりゃ、囲碁講座のテキストも買わないといけないのか。\(^O^)/
なぜって、雑誌「将棋世界」を買うようになって、発見したんだけど、先崎
さんの連載は抜群に面白い。これと、トッププロ6人にある局面を見せてどう
思うか聞く、「イメージと読みの将棋観」が面白い。同じ読み筋のときもある
し、全然違うときもあって。
で、先崎さん。この人、作家やエッセイストでもプロとして食っていける筆
力と量産力をもっています。構想力、構成力、文章力、いずれもプロとしてや
っていけます。
しかし、プロとして食っていくなら、単に筆力があってもだめ。
どの分野でもそうですが、商品として売れる水準以上のものを量産できない
とプロとしては食っていけません。それが先崎さんにはあるということです。
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