カウンターテナー、永山フェスティバル、リスト
2006-09-20


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 多摩の永山で永山フェスティバルというのがあって、カウンターテナーの人
のミニコンサートがあるというので、聴きに行ってきました。
 カウンターテナーは生でまだ聴いたことがないので、これは行ってみようと。
 カウンターテナーについては、
[URL]カウンターテナー
をどうぞ。
 永山フェスティバルは、
[URL]
永山フェスティバル
をどうぞ。
 グリーナード永山やベルブ永山って、けっこう立派な施設なんですね。初め
て行った。特にベルブ永山はガラスを多く使ったきれいな建物でした。

 さて、このミニコンサート。歌うのは、カウンターテナーの菊池大翼(きく
ちだいすけ)さん。
 菊池さんは、一人でバリトンとカウンターテナーで歌えるので、それだけで
すごく面白かった。
 数曲カウンターテナーで歌って、次はバリトンで数曲という構成。
 カウンターテナーは高音だけどやっぱ男の力強さはどこか残っているし、そ
れだけで不思議な感じがするんですが、さらにそれを生で初めて聴き、さらに
さらに同一人物がカウンターテナーとバリトンで歌い分けるというので、ます
ます不思議感が募って楽しかったです。
 最後の曲なんて、1曲の中で、カウンターテナーとバリトンを歌い分けるん
だから、なかなかすごい趣向だなと。
 おれなんかすぐアホなこと考えるんだよ。
 ああ、これだと、一人で「銀座の恋の物語」のデュエットができる\(^O^)/

 それよりなにより今回一番のサプライズは、リスト。
 こういっちゃ失礼だが、まさか、こんなところでリストの超絶技巧練習曲第
8番が聴けるとは驚いたし、望外の感激。\(^O^)/
 菊池さんの伴奏で来ていたピアニスト高知尾純さんが、「1曲、自由にやら
せてもらいます。さっき、フェスティバルの店でホットチリドッグを食って燃
えてますので、やってしまいます」などといって、引き始めたのが、超絶技巧
練習曲第8番!
 非常に力強いリストでした。
 純君は、ブログがありますね。インターネットラジオまでやってます。
[URL]
ピアノニスト高知尾純君のブログ

 終了後、お二人とほんのちょこっとだけごあいさつさせてもらいましたが、
二人とも初々しい感じとはつらつ感がほどよくミックスされていい感じ。この
ままがんがん伸びていってほしいね。

 なお、なぜ、リストに感激したかというと、一応、リスト処理をするプログ
ラミング言語Lisp屋のはしくれのはしくれなので、ぼく、リストの曲には相当
に詳しいし、自分でもかなり演奏するからです(大嘘)。\(^O^)/
 ほんとの話は、Lisp屋とリストの関係はシャレを通じて深いものがあるんで
す。
 Franz社がFranzなのは、作曲家・ピアニストのリストから取ってるんです。
ちょっとだけスペル違いますけどね。

[URL]
フランツ・リスト
[URL]
Lispのフランツ社

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