ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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永崎さんから。
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中村正三郎様
Webサイト、いつも拝読いたしております。以前(2000年くらい?)に、イン
ドの文字を画像で表示する「文字焼き」というシステムのことで採り上げてい
ただいたことがある、永崎と申します。
このたび、OpenOffice.org2.0を扱ったコンピュータリテラシーの本を出版し
ましたので、中村様にはぜひご報告したいと思った次第です。
今回出版したのは、
『OpenOffice.orgで学ぶコンピュータリテラシー』
[URL]
[URL]
という本です。情報教育をやっている職場の同僚2名と書きました。
元々、MS-Officeで情報関係の授業をやりながら、デスクトップLinuxをいつか
は授業で使いたいものだとあれこれ試行錯誤していたのですが、OpenOffice.
org2.0が出たのを機に、せめて、Windows版であっても、MS-Officeを使わない
だけでも結構な節約になる上に、知的財産権などの色々な啓蒙のきっかけにも
なるだろうと思い、執筆に取り掛かり、このたびようやく、出版までこぎつけ
ました。
中略
この本では、ずぶの素人(もしくは体系的にパソコン操作を学んだことがない
人)が一からパソコンを勉強しようとする時に、教材としてOpenOffice.org2.
0を利用する、という形になっています。ですから、あまり高度なことは書い
てありませんし(せいぜい、簡単なマクロ程度までです)、OpenOffice.orgの
優位性を表明することに頁を割いているということもありません。
授業や独学で使いながら、ある一定レベルのコンピュータリテラシーを確実に
身に着けられるように、というのを目指しています。もちろん、あまりコンピ
ュータを得意でない人々にどのようなガイドが必要かというのは、情報教育を
通じてある程度肌身で知っておりますので、そういうことはなるべく本の中に
反映しております。
中略
この本に関することは、自分のWeb日記
[URL]
でも色々言及しておりますので、ご興味を持っていただけましたら、そちらの
方もご覧いただけますと幸いです。
--- ここまで ---
Web日記、拝読しました。メールに書かれた思いがもっと詳しく書いてあり
ますね。
「文字焼き」の話などは、山口県立大学の
[URL]
のほうにありますね。
OpenOfficeを学ぶんじゃなくて、これを使ってコンピュータリテラシーを学
ぶというのがミソですね。
昔、慶応の日吉で学生に実習でExcelやインターネットのソフトのこと、教
えていたとき、学生にいったのは、メタな知識を獲得しないと実習なんていく
らやっても意味ないよということです。
できるシリーズとか図解なんとかで学ぶ人って、その通りじゃないとだめな
人っているんだけど、そのまま、バージョンアップして、メニューの構造がち
ょっと変わったら、使えなくなっちゃったりするんですよね。
だから、メニューの順番だけで使い方覚えるんじゃなくて、ま、最初はそれ
でもいいんだけど、自分がやってることの意味は理解するようにして、メタな
知識として獲得していかないと応用利かないんですよね。そういうのができる
ようになるのが、リテラシーだと思うんです。
期待しています。
などと書いていたら、もう、本が届いていました。\(^O^)/
ありがとうございます。
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