ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
以下、2006/04/13から4/17にかけての、jouwa/salonでの中山さんとのやりとり。
標題: ファインマンの教科書の誤り
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中村さんの取り上げられた話の趣旨からは外れますが、ついでということで。
Pheynman Lectures on Physics には訂正されずに長い間そのままに
なっていた誤りがけっこうあります。また、ファインマンの講義録に限らず、
物理の本に誤りは付き物で、訂正されないことも多いです。たぶん、
教室では「あ、これ間違いだね」で済ませてしまうからでしょう。
それに、それほど売れる本でもないので訂正の機会も少なく、そのうち
著者が現役で無くなってしまったりして。
ファインマンの講義録は関係者の了解を取った上で昨年末に改訂版が出ました。
The Feynman Lectures on Physics: The Definitive and Extended Edition
[URL]
この改訂の内容は、そのものずばり"The Feynman Lectures on Physics"
というサイト
[URL]
で読めます。試験でファインマンの本の通りの答を書いたら、たまたまそれが
間違いの箇所だったので点が取れなかったという女の子の話が載ってます。
きょう新宿の紀伊国屋に行ったら現物があったので、思い出してコメント
しました。
中山
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標題: Re: ファインマンの教科書の誤り、空海、書の至宝
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エラーの内容ざっとみました。
スペルミスや参照ページが違うなどというのは、コンピュータ処理できなか
った昔ならしょうがない面もありますが、数式の符号を間違っているのがけっ
こうあって、相当に目立ちますね。
なにやってんだ、ファインマン。ちゃんとしろ、バカヤローですよね。よく
こんな本が長い間のさばってたなあ。だめじゃん、物理学コミュニティ。\(^O^)/
でも、ちゃんとサイトまで立ち上げているところ、改訂版出版までこぎつけ
たところは、物理学コミュニティの精一杯の誠意ですね。
それにしても、数式でこんなに嘘が多い教科書じゃ、独学は無理ですね。フ
ァインマンが、この間違い問題で胸を痛めていたのも、さもありなんですね。
ちなみにぼくは、このサイトへの2296番の訪問者でした。
さっき俺様にラマヌジャンが憑依したので、2296がどういう数字かすぐわか
った。\(^O^)/
これは、137番目の素数で、しかも、奇数番目の約数の2乗と偶数番目の約
数の3乗を足して、自分自身で割ると、自分の逆順に数字を並べた数、この場
合、6922になる最初の数で、これは N が 100億以下だとこれ1つしかないん
です。
おいおい、偶数がいつから素数になったんだよ。\(^O^)/
とかなんとかいっても、FLP Commemorative Issueとなってるところが、フ
ァインマンが物理学に残した足跡の巨大さを物語りますよね。
日本三筆の一人、弘法大師空海が字を書き間違えたら、「弘法も筆の誤り」
ということわざになって、現代にまで言い伝えられているのを思い出しました。
三筆で思い出したのが、今年の初め、書の至宝展といって、上野の国立博物
館で、中国と日本の国宝・重文の書が一同に会した展覧会をやってたでしょ。
あれ行きたかったけど、行けずじまい。あれだけの書が一度に集まることは、
もうないんじゃないかと思うと、一生の不覚になりそうです。^^;
[URL]
日本三筆・三蹟
まだ、国立博物館のサイトでは、書の至宝展の情報が観られますね。
[URL]
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