ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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大分だか熊本だかで、耐震偽装疑惑が発生したが、どうも一部には検査側の構
造計算書の数値入力ミスがあったらしい。ところで、なぜ構造計算書に書かれて
いる鉄筋の太さなどの数値が手入力なのか。そもそも構造計算書をコンピュータ
で作ったのだとしたら、その生データを別途提出させれば、信頼性のあるソフト
ウェアで再計算も容易ではないか。
目視チェックは重要だが、それだけに頼っている現行制度も問題だろう、とい
うか、単にアホではないか。そうしたデータのフォーマットが決まっていない事
にも驚く。「**年前の計算書だから無い」などというトンマな事も、生データ
を適切なフォーマットで保存するようにしておけば、事実上何年でも保存できる
のではないか。
そんな分かり切った事を適切にしておけば、そもそも姉歯などの問題は起きて
いないだろう。医療における電子カルテと同様に、フォーマットを決める事、電
子化したデータ保存を設計士にも検査機関にも保存を義務づけること、程度の事
は容易だと思うのだけど。大部に見える構造計算書だけど、あの程度のデータ量
ならCD-ROM一枚に何軒も入るのではないか。
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たま@無精庵
blog:
[URL]
[URL] (テスト中)
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標題: Re: 耐震偽装
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たまさん、返事が遅くなってすみません。
たまさんの書き込みが2006/02/14だから10日くらいか。^^;
耐震偽装だといわれて怒って出てきた熊本の建築士がいましたね。
おれより、耐震強度の計算で詳しい奴は、熊本にはおらんなどと豪語してい
て、それを強度不足などと発表するとはどういうだと、役所に詰め寄ってまし
たね。
役所は、どっかのソフトを使って判定したらそうなっただけなんていって、
しどろもどろでした。
だんだんと、構造計算そのものだけじゃなくて、耐震基準を満たしているか
どうかの判定をする計算のほうも何がほんとなのか、怪しくなってきた雰囲気
ですよね。
開発した会社が違うとソフトによる計算結果が変わってくるとか、同じソフ
トでもバージョンによって計算結果が変わってくるとか、訳がわからんですね。
Excelのバグかっての、お前は。\(^O^)/
計算方法もソフトも、国土交通省が認定しているものなんでしょう?
一体どうなってるんですかね。
などと思っていたら、テレビや新聞はトリノオリンピックや民主党永田議員
の爆弾発言に関心が移ったから、もう世間はこの話題忘れ始めてますね。
来月には、耐震偽装なんて話、だれも覚えてませんね。\(^O^)/
んでもって、来月、大地震が来て、偽装マンションもそうじゃないマンショ
ンも全部倒壊してうやむやになると。
よくできてますね、世の中は。\(^O^)/
Excelの計算にバグがあるとは、たとえば、
[URL]
Excel は,コンピュータ・ソフトウェアの三種の神器のようになっていますが,
とんでもないこともあるというお話。
をどうぞ。
三重大学:奥村晴彦先生のページへのリンクもあります。
奥村先生は、三重デジタルコミュニティズ研究ネットワークによって、Ring
Server Projectにも参加してくださっていたのですが、諸般の事情からRing
から退会ということになりました。いままでありがとうございました。
ネットにも熱心だった北川知事がいなくなったら三重県もいろいろ変わった
みたいですね。
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