財務省問題を郵政にすり替える小泉
2005-09-04


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 いま、テレ朝でサンデープロジェクトで、おれ、あんまり評価してないです
が、経済評論家の紺谷典子が、郵政民営化によって郵政資金が特殊法人に流れ
るのが変わって特殊法人改革になるというが、それは嘘で、それなら財務省改
革をやらないといけないといってましたが、珍しく正論ですね。
 この前、紹介した野口悠紀雄の「財投債の問題は郵政の経営形態とは関係な
い。問題は、「郵貯を民営かするか否か」ではなく、「財投債を継続するか否
か」。問題は、日本郵政公社にあるのではなく、財務省にある」というのも、
同じ主張。
 小泉改革が遅々として進まないのは、結局官僚丸乗り、特に旧大蔵省、財務
省の言いなりだから。
 小泉は、官僚の聖域、とくに財務省にはメスを入れないんだもん。
 これじゃ、役人の焼け太りになるだけで、ほんとには改革できない。実際、
特殊法人改革も看板変えただけで給料・人件費は増えたしね。
 しかも小泉は来年9月には総裁を辞めると明言しているので、自民党の改革
反対派勢力はターミネーター2のように復活する。
 結局、根から絶たないとだめなわけで、自民党をいっぺん政権から落とさな
いと何も変わらない。

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