民放ネット参入花火は総務省対経産省の争い
2005-08-09


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 ちょっと前になりますが、週刊ダイヤモンド2005年8月6日号に、「民放各社
ネット参入の背後に総務省vs経産省の争い」という記事がありました。
 「7月は、民放各局が民放各社がいっせいに、ネット活用に積極的に動き始
めたかに”見えた”月だった」という書き出しで、実は、これ、経産省影響下
にある規制改革・民間開放推進会議では、放送分野の規制緩和を求める意見が
強く、放送免許の開放、IP放送、放送と制作の水平分離などの議論が行なわれ、
このままでは経産省に主導権を握られると焦った総務省が、民放各社にたきつ
けた結果で、とりあえずの格好付けでしかなく、民放各社は本気ではないとい
うお話。
 日経の
[URL]
ネットで地上デジタル・総務省、光回線配信を容認へ
なんて記事もこの前出ましたが、これも紙の記事だと、総務省は民放各社に出
資させてネット放送のコンテンツ管理をする会社を作るとか、いろいろアメを
与えようとしているという部分もあったんですけど、ネットだと削除されてま
すね。なぜ?

 おれは基本的に、経産省の考え方のほうが正しいと思っている。
 これまでの職業人生で感じたのは、ソフトウェア業界が経産省(旧通産省)傘
下であることを割り引いても、旧郵政省(現総務省)は、産業の発展、産業競争
力の強化なんて考えてない。郵政族と利権を守ることばっかり。
 がんばれ、経産省!(爆)

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