コメント(全3件)
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「民放地上波をみてるのは、バカかマニアだけ」というのは、正にその通りという状況になりつつありますね。
自ら情報を取りに行こうとしない、ただひたすらに受け身であることを無自覚に受け入れている、すなわち「バカ」と、自分の見たい作品のファーストウィンドウが地上波テレビだからやむを得ずチャンネルを合わせている、すなわち「マニア」と。
バカの方についてはどうでもイイですが、マニアについてはファーストウィンドウ次第ですからね。アニメやドキュメンタリ等は地方間格差の為に、既にCATVやネット放送(P2Pからのファイル入手)がファーストウィンドウとなっている比率がかなりのモノになっていると推測されますし、スポーツ中継については、本当のマニアは既にCATVに流れてますし、今後はネット放送も選択肢となっていきそうですし。そうなれば、最後に残るのはバカだけで、そういう意味では今の民法地上波局がバカ番組だけを作っているのは、ある意味先見の明かも知れません(笑)
そんな中では、やはりNHKの底力は凄いと思う訳ですが、だからこそ、NHKこそ、CATV化・ネット放送局化して欲しいと思ったりもします。
それから、堀江社長の受け売りみたいになってしまいますが、地上デジタルとかはすぐにでも取り止めて、ブロードバンド環境整備に充てるべきですよね。そうすれば、「東京キー局」なんて言う妙な図式も解消できる訳で。
「東京キー局」なんて言う妙な図式も解消できるというのが、東京キー局が地方局に対してもっている権力弱体につながるという意味であれば、ぼくはむしろ逆だと予想しています。
いま、東京キー局が系列の地方局を必要としているのは、これもやはり電波利権ゆえです。ブロードバンドで実質放送になってしまえば、地方局に頼らず東京キー局はコンテンツを流せるので(といっても東京キー局にほんとにコンテンツ制作能力があると仮定した場合えですけど)、地方局こそ存在意義が問われると思います。東京キー局から流れてくる金も減るだろうし。
地方局は地域密着情報をどれだけ出せるか、それを他の地方、特に東京など地方出身者が多い地方にどれだけ売れるか、それだけの番組制作力をつけられるかどうかじゃないでしょうかね。
うちもたまにCATVで日テレ系列のFBS福岡放送が作るめんたいワイドが流れると、観てますからね。
福岡のテレビ局がほんとに番組制作能力があれば、ホークスの試合を流せばね。従来の電波だけじゃなくて、ネットにもどんどん売ればね。ただ、ホークスの試合をヤフーBBへの囲い込みに使われるとそれはそれでいやなんですけどね。^^;
プロ野球やJリーグといったスポーツコンテンツをもつ地方は、地方局も売るコンテンツを作りやすいでしょうけど、そうじゃない地方局はどうするんでしょうかね。
たま@無精庵 ― 2005-04-11 10:37
広告媒体としてのテレビを考えると、その存在意義のようなものがどんどん薄れて行くでしょうね。ジャパネットたかたのようなそれ自体が広告であるような通信販売番組は生き延びるでしょうけど、ライブで見るのはニュースとスポーツ程度で済む話になりますし、その視聴する先はCATVとかCSなんぞになるでしょう。なにしろサッカーにしろ野球にしろ、地上波の中継は酷いものがあまりに多いから。その他のドラマやバラエティなんぞは、HDRに蓄積して見る、というスタイルになると思います。勿論CMカットでの録画が主流になるでしょう。
情報のブロードキャストというのは、ある部分は必要ですが、現在のテレビで流れている情報の殆どが、実はどうでも良い事だったりします。重要な案件が、ゴミに紛れて失われる事だって皆無ではないのです。見る側が積極的にウェイト付けして行く、という方向になるでしょう。
正直に言えば、若い世代がその判断ができる程、メディアに対する批評眼が育っているとは思っていません。これは、ネットを通じてのデマゴーグの流通でも感じる事ですが、明らかに嘘と分かるような話でも、さも本当かのように広がってしまう。
田原総一郎はジャーナリストというのは報道に対して責任を持つ人である、と言っていましたが、今後は多数の発信される情報の真偽を確認する人という事になるのではないか、と思いますね。だから逆に政治的な信念なんぞを持たぬニュートラルな人の方が向いているとは思いますが。
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