ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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[URL]
Lisp, Prologネタ
[URL]
Lisp, Prologネタその2
で、名前を出した
[URL]
Prologで学ぶAIプログラミング―「論理プログラミング」「Prolog」の入門か
ら「人工知能」の基礎まで (I/O BOOKS) (単行本)
赤間 世紀 (著)
ざっと読み終わりました。
目次は、
[URL]
Prologで学ぶAIプログラミングの目次
をどうぞ。
これ、予想以上に論理学の本ですね。もっとPrologプログラミング入門の本
かと思っていた。
第2章「論理と理論プログラミング」でも、意外に難しい話が出てきますが、
第6章「高度な話題」は、ほんとに高度で難しい話題。おれなんかが知らない
論理学の話がいろいろあった。I/O Booksでこんなに原理的、理論的な話が書
いてあるとは。
Prologのベースにある論理学の話なんて要らんという人には、向かないかも。
でも、ベースは重要なんだけどね。
第3章から第5章は、SWI-Prologを使ったPrologプログラミングで、これは
一転やさしいです。なにしろ、実際にプログラムコードが出てくるわけで、少
なくともおれには、やりたいこと、言いたいことがよくわかった。
本書は、Prolog本として悪い本じゃなくていい本といいたい本だけど、全体
を通じて、記述が簡潔なので、ほかの本などで補わないと、これ1冊で独学だ
とつまづきやすいかもね。特にカットは、これだけじゃ、わからないでしょう
(まあ、実際にあれこれ処理系を動かしてやってみれば、わかるとは思うけど)。
前述「Lisp, Prologネタ」「Lisp, Prologネタその2」で出したProlog関係
のリンクや、
[URL]
Prologプログラミング入門 (単行本)
安部 憲広 (著)
[URL]
Prolog Programming for Artificial Intelligence (International Computer
Science Series) (ペーパーバック)
Ivan Bratko (著)
を参考にしてください。
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