コメント(全1件)
1〓1件を表示
おおしまゆたか ― 2007-10-21 23:49
こちらの記事で放映を知り、おかげさまで見ることができました。空テープがなくて、録画はできませんでした。
貴重な映像や録音に接することができて、感無量であります。山珍居のご主人のコメントが最高。マルチメディアやグローバルな要素が、出発点からセットされていたという鏡明さんのコメントに深く頷きました。『SFマガジン』創刊号から連載されていた岡俊雄の「SF映画展望」は今なお一読の価値があると思いますが、今まとまった形で読めるのでしょうか。
もちろん、つっこみどころは多々あります(特に第一世代の作家たちが「無」から生みだしたわけではない、かれらのインスピレーションの元となった翻訳の力がほとんど無視されていたところ)が、この手の番組としてはよくまとまっていたと思います。録画できなかったのは残念です。
「SFの浸透と拡散は続いている」ことは筒井さんのおっしゃるとおりですが、その源泉たるコアの部分は、いまどうなっているのかが、気になります。ニューウェーブやサイバーパンクは、そうしたコア再生の試みととらえることもできるわけで、だとすると、世界的に評価されつつあるという日本語から生まれたSFのコアはどこにあるのか。あるいはひとつところに集中しているのではなく、いくつか複数に分散しているのかもしれませんが。
ひとこと、御礼とご報告まで。
セ記事を書く